宮脇俊三 電子全集8 『インド鉄道紀行/ヨーロッパ鉄道紀行』
宮脇俊三
本体1000円 + 税
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内容紹介
悠久の大地を行く鉄道からインドの素顔が窺える。また欧州を縦横無尽に鉄道で移動し、夫婦や友とのユーモラスなエッセイが秀逸!
『インド鉄道紀行』は、1988年から翌年にかけてインドの汽車旅をまとめたものである。インドの国鉄は総延長6万2千キロ余でアジアでは中国に並ぶ鉄道大国だが、当時は等級の高い列車にしかエアコンが装備されていないことや宮脇ならではの鉄道事情を捉えた様子が綴られている。また食事はカレーの類が多く、好きな酒が思うように手に入らないうえに水あたりで腹を下すなど、いいことずくめではない汽車旅の中にもユーモアが覗く。ガンジス川の沐浴の情景やインドの歴史・風俗についても触れられており、地名や地理的な解説についてはいかにも宮脇らしいタッチが窺われる。
『ヨーロッパ鉄道紀行』は、日本と同じく正確で時刻表通りに走る高速鉄道からシチリア島の鄙びた鉄道まで、東欧からドイツ、イタリア、フランス、スペインに至るまでバラエティーに富んだヨーロッパの鉄道を網羅した紀行集。その汽車旅は宮脇にしては珍しくツアーによるものや夫婦での旅、また友人との二人旅などだが、つまるところ海外でもローカル線の旅の趣がよく伝わってくる作品である。
付録:宮脇俊三アルバム、連載『最長片道切符の旅』自筆原稿 など2点
【ご注意】※この作品は図表が含まれるのと、付録の原稿が手書きのため、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
次回配信の予定
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2025 |
7/1 |
火曜日 |
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- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
- みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ
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2025 |
7/3 |
木曜日 |
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- ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄
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2025 |
7/4 |
金曜日 |
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- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
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