ルポルタージュ『声の狩人』『ずばり東京』他 1961~1964 収録作品一覧

(ルポルタージュ)
『過去と未来の国々』
『声の狩人』
『日本人の遊び場』
ボーリング場
食いだおれ
パチンコ・ホール
マンモス・プール
テクニランド
ナイターつり堀
軽井沢
湘南の海岸
ナイター映画
磐梯高原
浅草木馬館
阿波踊り
ヘルスセンター
遊び場ルポのおわりに
あとがき

『ずばり東京』 昭和著聞集
前白―悪酔の日々―(文庫本まえがき)
空も水も詩もない日本橋
チキン戦争が上陸した
これが深夜喫茶だ
祭典のかげの空しさ
深夜の密室は流れる
「求人、当方宿舎完備」
ポンコツ横丁に哀歓あり
"戦後"がよどむ上野駅
霊感チカチカ「映画の題名」
お犬さまの天国
練馬のお百姓大尽
師走の風の中の屋台
遺失物・八十七万個
東京タワーから谷底見れば
完全消毒の羽田空港
新宿――その二つの顔
佃島⇔明石町 渡守り一代
予備校という教育課程
新議員会館の異様な住民
寒風吹きまくる労災病院
マンガの神様・手塚治虫
舌のオモチャ箱は超満員
ぼくの"黄金"社会科
財界の奥の院 工業倶楽部
酸っぱい出稼ぎ 東京飯場
夫婦の対話「トルコ風呂」
上野動物園の悲しみ
憂鬱な交通裁判所
練馬鑑別所と多摩少年院
"女の城"は花ざかり
われらは"ロマンの残党"
誇り高き"配膳人戦陣訓"
口八丁の紳士――予想屋
乞食王子の渾沌たる青春
"化石"がよみがえった賞勲部
"マンション族"の素顔
新劇の底辺に住む女優たち
悲しき在日朝鮮人
世相に流れゆく演歌師
画商という神秘的な商人
忙しすぎるCFプロ
総選挙は"銭の花道"
屋根の下の釣師たち
孤独の芸術家――スリ
銀座の裏方さん
デラックス病院の五日間
狂騒ジェット機への怒り
縁日の灯はまたたく
"秘境"の杉林の影に
"死の儀式"の裏側
"うたごえ"の喜びと悲しみ
古書商・頑冥堂主人
ホテル学校考現学
ある都庁職員の一日
超世の慶事でござる
祖国を捨てた若者たち
(番外)くたばれ"東京民族"
(番外)東京の屋根の下綿埃のごとく住む
サヨナラ・トウキョウ
後白―酔いざめの今―(文庫本あとがき)

(付録1・担当編集者による回顧談)
永山義高<日本の報道記事の文体に新風>
永山義高<開高健 ルポと文学の舞台裏>
永山義高<『ずばり東京』連載のころ>

(付録2・写真)
『過去と未来の国々』
『声の狩人』
『日本人の遊び場』
『ずばり東京(上)』
『ずばり東京(下)』
『ずばり東京』大阪食い倒れ取材中
『ずばり東京』デラックス病院入院中