「エッセイ集 1980年代以降」 収録作品一覧

【エッセイ】

■時代が終り、時代が始まる


・時代が終り、時代が始まる
・燃える、燃える
・飢えた子がいなくて文学は可能か?
・言葉を吐く代わりに息を吸う
・血と知の粗れ--形式主義の時代
・韓国のマスコミさん、あなた方も言論の自由を求めているんでしょ?


もうひとつの国
・光と翳
・バサラの美
・ヴァイブレイションのクマノ
・南の記憶Ⅰ
・南の記憶Ⅱ


・変わったアン
・「独立問題」、消える
・スゴイデスネ-ツ 浅田クン
・都はるみ、最後のヒノキ舞台
・戻らない
・ダバオの日系人
・ココナツ・ボーイ
・ダメ男、ここに極まる
・ニューヨークでのカニ
・ホワイト・オン・ザ・スノー
・フィンランドの火祭り
・乞食女のブーケ



・吉本隆明論 ・性としての国家
・“時代の気質”を刻む
・読者への手紙
・「天」の位置
・時代とむき合う感性運動
・野田秀樹の東京とカフカのニューヨーク


・写真の物語力
・輪舞する、ソウル
・写真時代の柳田国男
・東京とアーバン・プリミティヴィズム


・活力の所在
・神いじりの愉しみ
・反物語を今読む
・死の過激
・存在と非在
・金芝河の「大説『南』」を読む
・韓国と日本の現在
・著者の依拠する両班的立場が問題
・都市小説の源をつく暗喩としての疎外や差別
・高いIQで仕組んだワナ(『優しいサヨクのための喜遊曲』書評)


・トポスの文学
・近代の憶良
・山本先生と花
・新吉野伝授
・花あれば


・坂口安吾・南からの光
・一葉の場所
・音の人 折口信夫
・<場所>と植物
・フォークナー、繁殖する南
・フォークナー衝撃
・病の果てに

■バッファロー・ソルジャー

HEAT UP
・TOKIOの変貌は速い
・金属の眼 金属の血液
・ソウルは生々しく生きている
・都はるみに捧げる
・『ジャイロダアイン』は文学のソフト化だ
・ユープケッチャと伽耶子
・この「おいしい生活」本当か
・深夜の酒宴
・マニラ、千年の愉楽
・終の地の雲輝けば秋燕
・ふたたび都はるみに捧げる
・世紀末・X・青春
・どうしようかやめちまおうか
・ラウンド・アバウト60's
・ラウンド・アバウト80's
・石と木の文化の違い
・The Day After and Before
・男のおとう祭り
・ここはどこ、わたしは誰?
・激動するフィリピン
・中曽根さんとカブト虫
・オイディプス王の不安
・So Many Memories
・朝潮太郎への手紙
・映画からヴィデオへ
・パフォーマンスと舞踏
・天誅の対象の人々
・アジア・アフリカ
・映画の衝撃と愉楽
・「すべては阪神である」
・WAKE UP,GET UP
・ムパタと「火まつり」
・俺たちのまつる「火まつり」
・歌舞伎町って何だ?
・原宿と東京考顕学
・虚栄の時代の素顔
・一日遅れの「朝日ジャーナル」
・ロック連盟とつるむ日々
・オートバイという存在の発見
・ユングと熊野・ユングとカンボジア
・ロック連盟のコンサート
・ランボーは日本か?
・阪神精神とビートたけし
・沖縄・与那国への旅
・総括・阪神の快進撃とは何の謂か!?

KENJI'S MAGICAL TOUR IN USA
・矢沢永吉への手紙
・ボブ・マウリーへの手紙
・ペキンパーへの手紙
・アルバート・アイラーへの手紙
・サラハーンへの手紙
・アメリカへ行く
・I、YOU
・チャイナタウンの「レゲエ・ラウンジ」
・あいつも GOOD DAY
・あいつはすごいパーフォーマー

■単行本未収録エッセイ(1985年~1992年)

起死回生の“一塁打”
動詞としての花、増殖としての石
アイヤとしての黒田喜夫
第一次南方熊楠計画 (コンティンジェントへのメッセージ)
※『韓国現代短編小説』解説
TOKYO MELODY OF RYUICHI
身体に刷り込まれた異文化
ぼくの熊野を読み解くために
ファッションが自滅する時
泉鏡花・人と作品
嫉妬の標的
問という大岩 著者から読者へ
野村秋介氏の〈断念〉
梅原猛著 『日本冒険』第一巻に寄せて
花の吉野詣
日本の二つの外部
お灯祭りの意味を腹の底から考え直そう
活力、握力、そして官能性―中国映画「紅いコーリャン」のこと
「軽み」のその重さ―山本健吉『奥の細道』
ただ一点、熊野
屋久島縄文杉踏破 
永遠の未完の大器(追悼・阿部昭)
ADOAからのメッセージ
天上の眺めへ(追悼・森敦)
青い血、青アザ―柄谷行人
「軽蔑」の連載を終えて
“ノート取るだけだったニューヨークでの1年(自作再見『奇蹟』)”
八犬伝の一人
※南方熊楠とは固有名ではない
真の人間主義
岬の宝庫―あとがきにかえて
変質した文芸家協会
私の因業な兄たち
※朝未だき、世界中のすべての物が
三島由紀夫の短編
『大庭みな子全集』を推す
超小説を読む―ビートたけし著『教祖誕生』
メッセージ(第18回広島平和音楽祭)
時分の花
本当の資質
檀一雄全集 第六巻 火宅の人
※私は、和歌の浦の、不老橋の、美くしさ

中上健次が読む(「産経新聞」夕刊掲載 書評)
「ダンス・ダンス・ダンス」上下 村上春樹著
「すばらしい旅人」 イブシモン著
「飯・活人」 金芝河(キムジハ)著
「坂口安吾全集」 坂口安吾著
「オキネシア文化論」 三木健著
「昭和の写真家」 加藤哲郎著
「クレソン」 藤本恵子著
「肉体の時代」 上野昂志著
「日本の原郷熊野」 梅原猛著
「赤いコーリャン」 ヤー・ディン著
「世紀末鯨鯢記」 久間十義著

アイヤとしての黒田喜夫
「異類界消息」 岡野弘彦著
「聖なる魂」 森田ゆり著
「ネオフィリア」 ライアル・ワトソン著
「牧野信一」 柳沢孝子著
「パウル・ツェラン」 飯吉光夫著
「伴侶」 サミュエル・ベケット著
「ショート・サーキット」 佐伯一麦著
「土方巽とともに」 元藤燁子著
「干拓地の春」 岩橋邦枝著
「新現代俳句 上下」 山本健吉著
「ニーワン」 センベンヌ・ウスマン著

リキに捧ぐ 「唐津でのライブトーク」
  『風景の向こうへ』新装版序文