「卒業」「I LOVE YOU」「シェリー」…。数々の名曲を手がけ"反逆する十代の旗手"として、カリスマ的な存在となったアーティスト・尾崎豊。1992年、26才の若さで急逝してからかなりの時がたつが、若者が抱く苦悩や痛みをストレートに表現した名曲の数々はいまなお熱烈な支持を集め、また多くのアーティスト達からもリスペクトされ続けている。
音楽プロデューサー須藤晃は、いち早くOZAKIの才能を見いだし、育てた人物。
アーティスト尾崎豊に、もっとも影響を与えた須藤が、尾崎との出会い、レコーディング秘話、知られざる素顔など、貴重な10年の歳月を克明に綴る。数十ページにわたる対談はOZAKIの本心が垣間みられる貴重な記録。未来を見つめたアーティストの"強さ"と"やさしさ"がそこにある。