小説、エッセイはもちろん、講演、対談など、中上健次の全創作物を完全網羅。全21巻を毎月1巻ずつ約2年にわたり配信。
絶 賛 配 信 中
失われつつある詩と教育
民主主義の踏絵
若き世代にむかって
人間の条件
五年後のにがみ
旅立て
黒人兵と日本の若者
星の王子さま
われらは主張する
われらは主張する
原点に回帰する
署名運動の意義 正統性の論理
無関心の功罪
飢えた子供の前で文学は可能か?―サルトルの発言について
現代についてのエチュード
日本春歌考と僕
愚劣の衆解散式のすすめ その序
僕自身のための弁明と嘘つき
チェコ問題についてのコメント
北杜夫「黄いろい船」
自己批判及び文学ノート
●短篇選評
・根源的な問いかけを
・短編小説批判
・混乱、火、犯罪、爆発--短編批判
ヤクザ映画について
編集後記に代えて僕たちの長い広告
犯罪者宣言及びわが母系一族
郷里(暴力)の意味―文学ノート2
やぶれかぶれ四枚
文学への執念
編集後記(「文芸首都」終刊記念号)
キャンプにて
『宿命と表現』の磁場―芹沢俊介第一評論集
角材の世代の不幸(1968)
Ⅰ
・二十代の履歴書
・紀州弁
・母系一族
・萎びた日向くさい南瓜
・処女の秋刀魚
・鳳仙花の母
・男に結婚の決意などいらない
・わが友
・火宅の雪
・土のコード
・町よ
・働くことと書くこと
・センチメンタリズム
・ピクニック・スト
・初発の者
・アングリー、ハングリー
・不思議な場所
・作家と肉体
Ⅱ
・私の道楽
・雪と「獣」
・犯罪者永山則夫からの報告
・時は流れる……
・親爺を殴り殺せ
・地図の彼方へ
Ⅲ
・酒一筋に魅せられて……
・いま変身について書くこと
・わがノッテルダム
・姉の自由・アナーキー
・異国での確認
・”コートームケイ”の小説
「読書ノートから」
・古井由吉『水』
・金鶴泳『石の道』
・古山高麗雄『蟻の自由』
・佐木隆三『年輪のない木』
・阿部昭『あの夏 あの海』
・柄谷行人『意味という病』
「映画ノート」から
・「告白」と「やさしい日本人」
・大島渚「儀式」
・アイバン・パサー「生き残るヤツ」
・「北国の帝王」
・「続激突カージャック」
・方位73
・自同律に不愉快を表明するぼくの自意識
・小説の新しさとは何か
Ⅰ
・海人の海
・風景の貌
・心にひびいた言葉
・熊野
・大島・田子
・美しさを抱えて映える半島
・風景を飲む
・私の中の日本人
・熱い血
・天下の絶品
・梅干の喧噪
・雨女と雪男
・私のスペイン
Ⅱ
・耕の花
・夢の力
・小説の敵
・根源的な場所----南部
・地の神・地の霊
・労働という祈祷と文学
・鳥類に類ス
・短編小説としての能
・詩は軽蔑に値する
・軽蔑したドストエフスキイ
・奇妙な厭な所
・戦争を欲する子供たち
・戦後と私 ー 江藤・本多論争を読んで
・心の滴
Ⅲ
・一本の草
・坂口安吾 空翔けるアホウドリ
・坂口安吾 ファルスの光景
・和田芳恵・老残の力
・短編小説の力 ー 水上勉『寺泊』『壺坂論争』をめぐって
・安岡章太郎・肉感的文体論
・出さなかった返書 ー 小林秀雄を読む
・蓄積された自然としての存在 ー 秋山駿氏へ
「読書ノートから」
・谷崎潤一郎『異端者の悲しみ』
・丸山健二『朝日のあたる家』
・丸山健二『火山の歌』
・矢沢永吉激論集『成りあがり』
Ⅳ
・野生の青春 ー 「リラックスィン」
・青春の新宿
・ジャズの日々
・路上のジャズ
・一回限りの楽天的なコルトレーン
・”空飛ぶ豚”
・君の地図を映像の中に展開せよ
・映画ノート76~77
Ⅴ
・有難い湯
・私の文章修業
・犬の私
・私は名人
・小鳥の話
・十八歳の頃
・翻訳した詩
・<本>の外へ飛び出したい
・風景というリング
・科白の悲しみ
・和田さんの色
・古山さんの味
・その頃
・小説家の酒
「RUSH」
・狙撃
・ピューマの眼
・自然主義の精神
・ジャズが聞えてくる
・歌と語りの源流
・わが友の潔さ
・暴力と親和
・芥川賞
・非日常の側からの攻撃
・暗い哀しい目の若衆
・”真”を求める価値紊乱者
・同時代を生きる実感
・不良性のない時代
・戦争を勃発させる写真家
・「物語星」人の血が騒ぐ
・熱狂の青春の回復
・演劇
・意味のはじまりを問う
・右翼Ⅰ
・右翼Ⅱ
・小説家の覚悟
・「造反無理」
・クローン人間
・表現者として在る感性
・さらば、だ
●単行本未収録作品(1975年~1976年)
文学にとって私とは誰か
「作家」にとってこの闘いは
私の近況
健康な文学者の声 吉本隆明「詩的乾坤」
●単行本未収録作品(1977年~1979年)
大逆事件を求めて
海と光
祖母の芋
祝発刊(「新紀日報」の発刊に寄せて)
小説 非常なもの―森崎和江著『遙かなる祭』を読む
※酒を飲むたびに喧嘩し、
市長に会って
鈴木翁二 ジャズビレ大学卒
※夜の酒場で顔をあわせ
魂ふゆ
●単行本未収録作品(1976年~1979年)
芥川賞受賞のことば(1976)
物語ることを断念した物語 山口瞳著『血族』(1979)
北村透谷 都は燃えたか(1979)
尹興吉『長雨』の衝撃(1979)
※六月中になんとかアメリカへ脱出しよう(1979)
アメリカ・8月の最終日(1979)