北前船用心棒 赤穂ノ湊 犬侍見参
赤神諒
本体700円 + 税
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内容紹介
塩の浜を血に染めた犬侍の凄絶な立ち合い!
元禄14年春、播州赤穂に向け、摂津を出港する千石船があった。船の名は蓬莱丸、乗組員は素性の知れない面々ばかりで、白い柴犬を連れた千日前伊十郎と名乗る犬侍まで乗り込んでいる。生類憐みの令のもと、お犬様を手にかければ首が飛ぶ。打擲できない犬を従えた犬侍は最強の用心棒だった。
息が詰まるようなご時世に、将軍交代を望む声が出始める。候補は二人、紀伊國屋文左衛門が推す紀伊藩主綱教と大坂の豪商・三代目鴻池善右衛門がよしとする甲府藩主綱重だ。一方、伊十郎と二人、赤穂に先乗りした蓬莱丸の炊・権左は、次席家老・大野九郎兵衛に体よくあしらわれていたが、伊十郎の人柄に魅了された筆頭家老・大石内蔵助の妻りくのとりなしで、ようやく二家老の信頼を取り付ける。
胸襟を開いた大石によれば、松の廊下の刃傷事件の背後で糸を引いていたのは犬侍だという。塩受け取りの当日、潮が満ち始めた塩田の浜に甲斐犬を従えた犬侍・黒虎毛が立ち塞がる。身構える柴犬シロ。得意の石つぶてを握りしめる権左。ついに、伊十郎の龍王剣音無しの秘太刀が虚空に舞った。
次回配信の予定
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2024 |
4/30 |
火曜日 |
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- 星のカービィ コピー能力4コマ大図鑑 プププなチカラ編/ダイナミック太郎
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2024 |
5/2 |
木曜日 |
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- ゴーイング・ゼロ/アンソニー・マクカーテン、堀川志野舞
- 湘南生まれ、おとぎ話育ち/村崎羯諦
- 増補版 九十八歳。戦いやまず日は暮れず/佐藤愛子
- 付添い屋・六平太 飯綱の巻 女剣士/金子成人
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- 陰陽師と桜姫/あすみねね、由羅カイリ
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2024 |
5/9 |
木曜日 |
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- P+D BOOKS 散るを別れと/野口冨士男
- P+D BOOKS 鉄塔家族(下)/佐伯一麦
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