小説、エッセイはもちろん、講演、対談など、中上健次の全創作物を完全網羅。全21巻を毎月1巻ずつ約2年にわたり配信。
1946年和歌山県新宮市生まれ。県立新宮高校卒業後上京、羽田空港などで肉体労働に従事する傍ら文芸同人誌『文藝首都』に参加。後に紀州熊野の「路地」を舞台にした地縁、血縁の複雑に折り重なるサーガ(物語群)を構築。後期には「路地」世界崩壊後の住人たちの新たな出立までを描く。1976年『岬』で第74回芥川賞を受賞、戦後生まれで初の受賞者となった。同作は『枯木灘』(毎日出版文化賞)『地の果て 至上の時』とともに三部作を構成する。1992年永眠。主要作品は、英、仏、独、伊、中、韓の各国語に翻訳されている。
■初出にこだわった、中上健次のベストオブベスト電子全集
■中上健次の小説、エッセイ、講演、対談、座談会等を、年代別・テーマ別に再構成
■長女・中上紀氏が回想録「家族の道端」を連載
■各巻に、生原稿や貴重なスナップ写真等の「お宝」が付録として付く。
■中上健次研究の第一人者・高澤秀次氏が特別監修
全21巻毎月1回配信! ※巻数や、巻の内容、回収録作品等は一部変更する場合があります。
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2017年7月21日配信
※なお、上記の巻立て展開につきましては、発行月および作品選択につきまして、変動等がありえますことを、ご了承ください。