小栗上野介抹殺と消された「徳川近代」 〜幕臣官僚がデザインしたもう一つの維新〜
原田伊織
本体670円 + 税
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内容紹介
徳川が構想した「近代」があった。
元号が明治に改元される5か月前、幕臣小栗上野介忠順が新政府軍に取り調べを受けることなく斬首されるという事件が起こった。後に大隈重信によって「明治政府の近代化政策は、小栗忠順の模倣にすぎない」とまで称された逸材である。
万延元年(1860)、小栗は、日米修好友好条約の批准書交換のために派遣された徳川幕府遣米使節の目付としてアメリカを訪れた。そこで目にしたのは工業化、近代化が高度に発展した大国の姿だった。小栗は、工場で手にした一本のネジとともに帰国。日本の近代化に着手する。横須賀に製鉄所、築地に日本で最初の本格的なホテルを建造し、さらには近代的な陸軍の創設にもかかわった小栗の歩みを照射することで、幕臣らによって進められていた「徳川による近代化」の全貌をひもといていく。
さらに、咸臨丸でアメリカに渡った遣米使節の一員だった秀才・小野友五郎など、ニッポン近代化の礎として活躍した幕府のテクノクラートの足跡を辿り、なぜ彼らの功績が埋没したかを検証。抹殺された歴史の真実を解き明かす。
※この作品は単行本版『消された「徳川近代」明治日本の欺瞞』として配信されていた作品の文庫本版です。
次回配信の予定
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2024 |
4/30 |
火曜日 |
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- 星のカービィ コピー能力4コマ大図鑑 プププなチカラ編/ダイナミック太郎
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2024 |
5/2 |
木曜日 |
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- ゴーイング・ゼロ/アンソニー・マクカーテン、堀川志野舞
- 湘南生まれ、おとぎ話育ち/村崎羯諦
- 増補版 九十八歳。戦いやまず日は暮れず/佐藤愛子
- 付添い屋・六平太 飯綱の巻 女剣士/金子成人
- 土下座奉行 どげざ忠臣蔵/伊藤尋也
- 陰陽師と桜姫/あすみねね、由羅カイリ
- 廃妃は紅き月夜に舞う 耀帝後宮異史/はるおかりの、夏目レモン
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2024 |
5/9 |
木曜日 |
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- P+D BOOKS 散るを別れと/野口冨士男
- P+D BOOKS 鉄塔家族(下)/佐伯一麦
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