「何か困ったことでもあったらいつでも私の屋敷に来るがいいよ」
希代の天才陰陽師・安倍晴明の言葉は、優しいものだった__。
時代(とき)は平安。愛し抜いた女を喰らい、鬼となった大江山の酒呑童子は、自らが年をとらず、若いままでいることに苦しんでいた。そんな時、逢魔が辻で晴明と出会ったのだ。不老不死となった鬼が、いかにして生きる術を得たか。安倍晴明との運命的な出会いを描く「鳴弦の月」と、同じく平安時代末期に材をとった「影喰らい」、明治時代の鬼二人を描いた「幻戯師(めくらましし)」の三本を収録。新編集による封殺鬼選集第ニ弾!!
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2025 | 2/13 | 木曜日 | ![]() |
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