力道山未亡人

力道山未亡人

細田昌志

本体1620円 + 税

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内容紹介

第30回小学館ノンフィクション大賞受賞作!

“戦後復興のシンボル”力道山が他界して60年。

妻・田中敬子は80歳を越えた今も亡き夫の想い出を語り歩く。

しかし、夫の死後、22歳にして5つの会社の社長に就任、30億円もの負債を背負い、4人の子の母親となった「その後の人生」についてはほとんど語られていない──。

〈未亡人である敬子には、相続を放棄する手もあった。
しかし、それは考えなかった。
「そんなことを、主人は絶対に望んでないって思ったんです」
敬子は社長を引き受けることにした〉(本文より)

「力道山未亡人」として好奇の視線に晒され、男性社会の洗礼を浴び、プロレスという特殊な業界に翻弄されながら、昭和・平成・令和と生きた、一人の女性の数奇な半生を紐解く傑作ノンフィクション!

選考委員絶賛! 
●辻村深月氏(作家)
「未亡人・敬子さんの人柄がくらくらするほど魅力的」
●星野博美氏(ノンフィクション作家)
「戦後日本の闇の深さを際立たせることに成功した。過去と現在がうまく共存し、そこから日本の変遷が透けて見えた」
●白石和彌氏(映画監督)
「アントニオ猪木や周りの人との関わりも、プロレスファンが読んでも堪らなかった」

(底本 2024年5月発売作品)

次回配信の予定

2025 1/22 水曜日
  • 鬼哭 ~帝銀事件異説~/鳴海章
  • キッコーマン特選 基本の和ごはん ~「おいしい理由」がよくわかる~/小田真規子、キッコーマン
  • 皮膚科医友利新先生が娘に伝えたい美容の話/友利新、カツヤマケイコ

2025 1/23 木曜日
  • 僕には鳥の言葉がわかる/鈴木俊貴
  • ママはいつもつけまつげ ~母・中村メイコとドタバタ喜劇~/神津はづき

2025 1/24 金曜日
  • ふりかえれば日々良日/佐久間良子
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