彗(すい)が心臓の発作で倒れた! 僕は自分を責めに責めた。なぜって、可愛い妹が死ぬほど苦しんでいる時、僕は伊達(だて)と、互いの体を飽くことなくむさぼりあっていたんだ。
病院でも自分を責め続けていた僕の目を、醒(さ)まさせてくれたのは由鷹(よしたか)だった。
「そんなこと言ってる場合か? がんばれって、気持ちだけでもいっぱい送ってやれよ」
そうだ、彗……僕の天使! 約束するよ。何があっても、二度と君のそばを離れない!!
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2025 | 4/10 | 木曜日 | ![]() |
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