現代中国「国盗り物語」 かくして「反日」は続く(小学館101新書)

現代中国「国盗り物語」 かくして「反日」は続く(小学館101新書)

宮崎正弘

本体500円 + 税

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内容紹介

孫文から習近平まで紅い皇帝たちの権謀術数

中国共産党内で習金平が胡錦濤の後継者に決定した。ここに至るまで、共青派、上海派、太子党入り乱れての権力争いは熾烈を極め、盗聴、怪文書、メディアへのリーク、果ては殺人事件まで絡んだ。
薄熙来事件はその典型だった。妻はファンドマネージャーだった英国人を殺害させ、習近平打倒のクーデタまで図っていた薄熙来が海外に不正送金していた額は何と1000億円以上!息子の留学先のロンドン、ボストンには豪華マンションとスーパーカーを買い与えていた。ちなみに薄の月給は12万円あまりだった。こうした巨大スキャンダルが現在の中国にはゴロゴロある。
孫文から毛沢東、トウ小平、江沢民、胡錦濤そして習近平まで、「紅い皇帝」たちは日本人の想像をはるかに超えた権謀術数で政権を奪取し、維持して人民に君臨してきた。そして、習近平の新体制でも「反日」は続く。
中国分析の第一人者・宮崎正弘氏が豊富な情報と現地取材で、魑魅魍魎が跋扈する政権交代の内幕をつづる。

著者は年に何度も中国を訪れる。最もくま無く中国を見てきた日本人の一人である。そうした日本人は中国べったりになりがちだが、宮崎氏はあくまで日本人の立場から、中国の批判すべき点はきちんと批判してきた。表面的なきれい事の中国像ではないリアルな共産党政権の内幕が手に取るように理解出来ると思う。

次回配信の予定

2024 11/5 火曜日
  • 神坐す ~世界遺産宗像大社 沖ノ島自然と祭り~/山村善太郎

2024 11/6 水曜日
  • 命の砦/夏川草介
  • 今、出来る、精一杯。/根本宗子
  • 桜嵐恋絵巻 半分の秘めごと/深山くのえ、白谷ゆう
  • クビになった宮廷魔道士は、独立起業で幸せになります!/氷川一歩、藤本キシノ
  • 戦国剣銃伝/鈴峯紅也
  • 天酒頂戴/平谷美樹
  • 十津川警部 呉・広島ダブル殺人事件/西村京太郎
  • 百年厨房/村崎なぎこ
  • 有限会社さんず スーサイド・サポート・サービス/降田天

2024 11/8 金曜日
  • 英語でDORAEMON 音声つき 6 ~バイリンガルコミックス~/藤子・F・不二雄、カン・アンドリュー・ハシモト
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