庄野潤三電子全集 第16巻 エッセイ3 1976〜1985年 「ぎぼしの花」ほか

庄野潤三電子全集 第16巻 エッセイ3 1976〜1985年 「ぎぼしの花」ほか

庄野潤三

本体2500円 + 税

読む

内容紹介

庄野潤三が55歳〜64歳までの10年間、1976年〜1985年にかけて発表されたエッセイ163篇を初出順に収録。

第16巻には1976年から1985年にかけて、文芸誌や新聞等に発表されたエッセイ163篇を初出順に収めているが、それらの作品は後日、随筆集に収録され単行本化されている。
当巻収録作品は、『イソップとひよどり』(1976年刊)より3篇、『御代の稲妻』(1979年刊)より69篇、『山の上に憩いあり——都築ヶ岡年中行事』(1984年)より7編、『ぎぼしの花』(1985年刊)より74篇『誕生日のラムケーキ』(1991年刊)より10篇である。

この10年、1970年の長女・夏子の結婚に続き、1979年に長男の龍也が、1985年には次男の和也がそれぞれ結婚して家を出て行く。子供たちが少しずつ家を出て、“山の上の家”は夫婦二人きりになるまでの10年間だった。一方で、20年ぶりにオハイオ州ガンビアを再訪したり、10日間のロンドン旅行でチャールズ・ラムの足跡を訪ねたりと、積極的に家の外へ題材を求めていく、気力も体力も充実した円熟期でもあった。そんな時期の日常風景をとらえたエッセイ群。

解題は監修を務める日本文学研究者・上坪裕介氏が担当。
付録としてエッセイ作品「休暇中のロン」「汽車と武蔵野の森」の生原稿冒頭等を収録する。

※この作品は一部カラーが含まれます。

同じジャンルの書籍から探す

ママはいつもつけまつげ 〜母・中村メイコとドタバタ喜劇〜 P+D BOOKS 幼年時代・性に眼覚める頃 三浦綾子 電子全集 それでも明日は来る 一教授はみえるんです 九十九神曼荼羅シリーズ 百夜・百鬼夜行帖9 あかしの蝋燭 P+D BOOKS 金環蝕(下) 夢幻∞シリーズ 百夜・百鬼夜行帖59 駒ヶ岳の山賊 小悪魔卒業宣言! 女の道は一本道 あぶない刑事 7 夢幻∞シリーズ ミスティックフロー・オンライン 第2話 赫翼(かくよく)の天使(3) 三浦綾子 電子全集 心のある家 これからの競馬の話をしよう(小学館新書) 高橋和巳・高橋たか子 電子全集 第12巻 高橋たか子 小説6『きれいな人』ほか アンダーリポート/ブルー P+D BOOKS 黄昏の橋

次回配信の予定

2025 5/14 水曜日
  • 今の会社、ヤバいかも!? 3万人の「もう無理!」でわかる会社の見分け方/退職代行モームリ、大山真司
  • 恋の収穫期/最果タヒ

2025 5/16 金曜日
  • 夢幻∞シリーズ 冥界パティスリー 第20話 まっくら山に咲くマカロン/大平しおり、ゆうしよう
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/