くちばみ

くちばみ

花村萬月

本体1980円 + 税

読む

内容紹介

血で骨を洗う斎藤道三「父子の相克」一代記。

 古く蝮を「くちばみ」と呼んだ。鋭い毒牙を持つその長虫は、親の腹を食い破って生まれてくるという——。
 時は戦国、下剋上の世。「美濃の蝮」と畏れられた乱世の巨魁・斎藤道三は、京の荒ら屋で生を受けるも、母に見捨てられ、油を舐めて命を繋いでいた。油売りを生業にどん底から這い上がった父子は、いつしか国盗りという途轍もない野望を抱くようになる。狙うは天下の要・美濃国。父に続き美濃入りした道三は、守護・土岐頼芸を籠絡し、側室・深芳野と密かに心を通わせる。一方で、父の歪んだ支配欲に苛立ち、血の呪縛から逃れようと毒殺を夢想するようになる。政敵を次々に抹殺し、遂に主君頼芸を追放し、名実ともに国主となった道三。ところがその頃、長男義龍の胸中には、父への嫉妬と憎悪が渦巻いていた・・・。

 本作品は、下剋上を成し遂げながらも実子に殺される道三の生涯を、三代にわたる「父子の相克」をテーマに活写する新感覚時代小説。「暴力と情愛」の筆運びはますます磨かれ、「悪の爽快感」に溢れる物語世界は圧巻! まさに花村時代小説の到達点と言える作品です。

同じジャンルの書籍から探す

夢幻∞シリーズ 百夜・百鬼夜行帖63 駆ける童 デビクロくんの恋と魔法 夢幻∞シリーズ 百夜・百鬼夜行帖91 のざらし 付添い屋・六平太 天狗の巻 おりき 陰陽師と綺羅のあやかし 十津川警部 仙山線〈秘境駅〉の少女 モップガール3 彼女の存在、その破片 色川武大・阿佐田哲也 電子全集1 色川武大の神髄『狂人日記』『怪しい来客簿』 ういらぶ。 十津川警部 殺しはトロッコ列車で P+D BOOKS 志ん生一代 (下) 中上健次 電子全集21『中上健次と柄谷行人』 あぶない刑事 3 九十九神曼荼羅シリーズ つくもの厄介2 辻斬り赤右衛門 ほどなく、お別れです

ことわざ&四字熟語

抱腹絶倒 鮑の片思い 君子の九思 塞翁が馬

文芸

全て見る

新書

全て見る

実用

全て見る

ビジネス

全て見る

「オススメ」ランキング

  1. やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。13

    やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。13

    渡 航(著)ぽんかん8(イラスト)
    本体630円+税

  2. 下町ロケット ヤタガラス

    下町ロケット ヤタガラス

    池井戸潤
    本体1350円+税

  3. 下町ロケット ゴースト

    下町ロケット ゴースト

    池井戸潤
    本体1350円+税

  4. サカナとヤクザ ~暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う~

    サカナとヤクザ ~暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う~

    鈴木智彦
    本体1440円+税

  5. 最強職《竜騎士》から初級職《運び屋》になったのに、なぜか勇者達から頼られてます 3

    最強職《竜騎士》から初級職《運び屋》になったのに、なぜか勇者達から頼られてます 3

    あまうい白一(著)泉 彩(イラスト)
    本体1200円+税

次回配信の予定

2021 10/25 月曜日
  • 明日からきっと自信がつくコツ きれいな字のひみつ/青山浩之
  • 愛しのレスリー ~「ベイ・シティ・ローラーズ」日本人妻の愛と葛藤の42年~/ケイコ・マッコーエン
  • 陪審員C-2の情事/ジル・シメント、高見浩

2021 10/26 火曜日
  • 逃げる女/青木俊

2021 10/27 水曜日
  • らんたん/柚木麻子
  • 武相荘、おしゃれ語り ~白洲次郎・正子の長女がつづる「装いのプリンシプル」~/牧山桂子

2021 10/28 木曜日
  • テクノファンダ分析で学ぶ失敗しない投資法 ~初心者でも買うべき銘柄と売買のタイミングがよくわかる!~/千葉薫、山本勝秀

2021 10/29 金曜日
  • ドラえもん はじめての数え方/藤子・F・不二雄、飯田朝子
  • ドラえもん はじめての論語/藤子・F・不二雄、安岡定子
  • ドラえもん はじめての論語 君子編/藤子・F・不二雄、安岡定子
  • しまおまほのおしえてコドモNOW!/しまおまほ
  • 小学館ジュニア文庫 アズサくんには注目しないでください!/雨都雪、四ノ宮よん
  • 小学館ジュニア文庫 探偵ハイネは予言をはずさない/南房秀久、わたあめ
  • 小学館ジュニア文庫 ミラクルへんてこ小学生 ポチ崎ポチ夫/田丸雅智、やぶのてんや
  • 小学館ジュニア文庫 名探偵コナン 黒ずくめの組織セレクション 黒の策略/酒井匙、青山剛昌
  • 小学館ジュニア文庫 レベル1で異世界召喚されたオレだけど、なぜか新米魔王やってます。/宮沢みゆき、あさだみほ