大きな玉ねぎの下で
中村航
本体1260円 + 税
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内容紹介
今夜、武道館で。切なく響く約束の物語。
80年代。小田原の高校で放送部に所属する虎太郎は、部長の大樹がFM雑誌の文通コーナーに気まぐれで募集をかけた高校生・今日子との文通の代筆を頼まれる。お互いの写真交換をしてテンションのあがる大樹に、書道二段の虎太郎は断れなかった。まわりで話せない好きなハードロックの話でしだいに盛り上がるふたり。やがて、虎太郎は今日子に好意を抱くようになっていた。
現代。都内の美大に通う美優は、卒論制作に気持ちを傾けることが難しくなっていた。まわりのレベルの高さと自分を比べてしまい、心の支えになっていたはずの恋人の彰も社会人になり、距離を感じる日々が続いていたのだ。そんな美優は、あるラジオ番組に耳を傾け続けていた。
映画『大きな玉ねぎの下で』ストーリー原案者が贈る、もうひとつの約束の物語。
(底本 2024年8月発売作品)
次回配信の予定
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2025 |
6/18 |
水曜日 |
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- 日本語再定義/マライ・メントライン
- みちひきみちかけ/ミロコマチコ
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2025 |
6/19 |
木曜日 |
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- インド象の背中に乗って/小手鞠るい
- 「聞き合う力」「考え合う力」を鍛える授業 ~菊池省三の真剣指導~/菊池省三、関原美和子
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