山口瞳 電子全集22 1983〜1984年『家族(ファミリー)』
山口瞳
本体2000円 + 税
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内容紹介
『血族』の続篇、実父について綴った『家族』を始め、1983〜1984年に書かれた小説、エッセイ等65作品収録。
収録作品は、エッセイ「正直貧乏」(「朝日新聞」ほか1983年1月15日 サントリー広告より)から、エッセイ『温泉へ行こう』16「奥鬼怒、露店風呂めぐり」(「新潮45+」1984年12月)まで、1983年から1984年に発表された小説、エッセイ等65作品を初出掲載順に収録。
1981年5月より雑誌「旅」誌上(途中から「小説新潮」)で連載開始された、全国27箇所(当時)の公営競馬場を巡る紀行文「草競馬流浪記」は、1983年11月の第21話「旅の終わりの帯広、岩見沢」にて完結した。また、1983年5月「新潮45+」で予告篇「西伊豆早春賦」を皮切りに、全国の湯治場を“山口組”が巡る温泉紀行文『温泉へ行こう』の連載が開始。1983年10月「回想の中房温泉」から、1985年4月「呉越同舟、汪泉閣の宴のあと」(山口瞳電子全集23に収録予定)まで、予告篇を含め全21回の旅となった。
そんな多忙な日々の中、1984年4月に3年ぶりの長篇小説『家族(ファミリー)』が、書き下ろし作品として刊行される。この作品は、その中で書かれているように、「『血族』という小説を書いた。そうしてそこから押しだされるようにして父のことを考えずにはいられない立場に追いこまれる」こととなった山口瞳が、『血族』(実母の半生について書かれた私小説)の続編として、書かなければならなくなった作品であった。
付録として、電子全集の総監修を務める、山口瞳の長男・山口正介が回想録「草臥山房通信」(22)を寄稿。
次回配信の予定
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- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
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金曜日 |
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- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
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