11年の時を経て、未開通だった鉄路を乗り終え台湾一周全線制覇!黒岩保美氏の精細な絵と宮脇の文章で鉄道をやさしく説く絵本。
『豪華列車はケープタウン行』は台湾、ヴェトナム、南アフリカ、ブラジル、マレー半島の鉄道紀行を収めた作品である。ブラジルの章は奥方とのツアー旅で鉄道に乗車する記述があまりないものの、他の章には同行編集者と繰り広げられる汽車旅がユーモアあふれるタッチで綴られている。「台湾一周、全線開通」の章では、本シリーズ第5巻『台湾鉄路千公里』に収録した宮脇の海外鉄道紀行第一作中、未開通だった台東—高雄に乗車することで台湾一周の鉄道旅を成し遂げた。11年前と比べて、著しく発展する台湾の鉄道と経済の変貌ぶりが伺える。
この巻には宮脇が文章を担当、絵は黒岩保美氏による絵本が4冊収録されている。黒岩氏は国鉄に入社後、車両の意匠に携わった。現在のグリーン車のクローバーのロゴも黒岩氏の手によるものだ。『スイス鉄道ものがたり』『シベリア鉄道ものがたり』『青函連絡船ものがたり』『御殿場線ものがたり』はそれぞれ、海外の有名な鉄道、また国鉄時代の青函連絡船や御殿場線の歴史や魅力に触れ、子供のみならず多くの鉄道ファンに受け入れられる内容である。
付録「宮脇俊三アルバム」ではスイス、シベリア取材時の写真を初公開!
付録:宮脇俊三アルバム、連載『最長片道切符の旅』自筆原稿 など2点
フィックス型EPUB136MB(校正データ時の数値)。
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この作品はカラー版です。
2024 | 11/20 | 水曜日 |
2024 | 11/22 | 金曜日 |
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