江戸川乱歩 電子全集16 随筆・評論第1集

江戸川乱歩 電子全集16 随筆・評論第1集

江戸川乱歩

本体1400円 + 税

読む

内容紹介

昭和5年までの随筆・評論を初出のまま、発表順に収録。「休載お詫び」や「附記」が断然面白い!

いよいよ最終シリーズ、随筆・評論編のスタートである。初回は、デビュー前から昭和5年までに様々なメディアに掲載された作品を発表順に並べてお届けする。
乱歩の随筆は、昭和四年の『悪人志願』以来何度も単行本化され刊行されている。また、「暗号記法の分類」や探偵作家論など今読んでも楽しめるものも多いので、ファンなら一度は目にしたことがあるであろう。それらお馴染みの作品に加えて、今回は「附記」や「お詫び」として掲載された短文も可能な限り収録した。
実は、これまで単行本にも収録されず、まとめられることのなかったこの部分が、とてもおもしろい。創作の最後に添えられた「こんな作品でスミマセン」、あるいは「こんなつもりじゃなかった」。休載してしまったときの「書けなくてゴメンナサイ」。こういった一文には、ある種のユーモアがあり、同時に乱歩の律儀で謙虚な人柄がよく現れている。また、同時期、主に探偵雑誌に掲載された座談会4本も収録。小酒井不木、甲賀三郎、横溝正史らお馴染みのメンバーとの話はもちろん、乱歩が身を乗り出して“探偵小説的殺人の方法”を専門家に尋ねる「犯罪研究座談会」など、ひと味違ったテーマのものも楽しい。

シリーズ・スタート記念の特典として、ブログ「名張人外境」で今日も乱歩目録を更新し続ける、乱歩研究家にして編集者・中相作氏のクスッと笑えてピリッと辛いインタビューも収録。

同じジャンルの書籍から探す

小学館版 学習まんが人物館 坂本龍馬 小学館ジュニア文庫 華麗なる探偵アリス&ペンギン ミラー・ラビリンス 動物園の24時間 カラー名作 少年少女世界の文学 ロビンソン・クルーソー 彼女が最後に見たものは 黒ひげ先生の世界探検 世界一のチョウをもとめて 十津川警部 南風の中で眠れ 政治的に正しい警察小説 それいゆ文庫 花街の萬屋 あやかし奇譚 弐 〜肉吸う掛け軸〜 ゆきゆきだいすき 小学館版 学習まんが人物館 ルイ・ブライユ ぽかぽかぐ〜ん 〜角野栄子のアコちゃん絵本〜 へのへのカッパせんせい  6 〜ドッタバタ さよなら がくげいかい!〜 ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス 小学館ジュニア文庫 小説 映画ドラえもん のび太と空の理想郷 二平方メートルの世界で

次回配信の予定

2024 11/27 水曜日
  • ICT支援員という仕事 ~デジタル化時代の学校教育を支える~/五十嵐晶子
  • あれ?/unpis
  • GOAT/西加奈子、小川哲、尾崎世界観、市川沙央、チョン・セラン
  • ジェリコの製本職人/ピップ・ウィリアムズ、最所篤子
  • 錦鯉 ~宮澤正明写真集~/宮澤正明
  • 不器用のかたち/藤原麻里菜

2024 11/28 木曜日
  • 池上彰の世界の見方 アフリカ ~希望の大地か、暗黒の大陸か~/池上彰
  • 女性セブンムック もっとワクワク暮らすために「やめる」「始める」100のヒント ~人生100年時代~/女性セブン編集部
  • 燃えつきるまで ~松田宣浩自叙伝~/松田宣浩

2024 11/29 金曜日
  • あなたの生きづらさ“昭和な呪い”のせいでした ~古い価値観から心を開放するメンタルエクササイズ~/松尾知枝
  • 現代ユウモア全集 1巻 『後生樂』 坪内逍遙/坪内逍遙
  • 庄野潤三電子全集 第15巻 エッセイ2 1966~1975年 「庭の山の木」ほか/庄野潤三
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/