栗本薫・中島梓傑作電子全集30 [脚本集]
著/栗本薫
著/中島梓
本体1600円 + 税
読む
内容紹介
ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎と、多彩なジャンルの演劇に取り組んだ、栗本薫の脚本集!
幼い頃から歌舞伎に親しみ、高校時代にはケストナー作『ふたりのロッテ』を脚色した栗本薫にとって、演劇は常に身近な楽しみであった。1979年に脚本と作詞で参加した『ロック・ミュージカル ハムレット』を皮切りに、脚本家、作曲家、あるいはプロデューサーとして携わった舞台は生涯で55本にのぼる。自作小説の舞台化、脚本のノベライズなど縦横に活躍し、ミュージカル作品では自ら作詞作曲も手がけるなど、マルチな才能を存分に発揮した55本の舞台から選りすぐった代表作20本と、貴重な未発表作品3本を収録する。
未発表作品の目玉は、銀座・セゾン劇場のこけら落とし公演で大島渚プロデュース、やまもと寛斎演出で上演されるはずだった、モラヴィア原作の『仮装舞踏会』。関係者の不幸な事故によりお蔵入りとなったが、初の活字化をした。また、歌舞伎座で上演された歌舞伎作品『彦三太鼓』は、演出の宇野信夫によって大幅に手を加えられたため、栗本によるオリジナル版をこちらも初めて公開する。
さらに今巻が電子全集の最終巻ということで、監修者が総力を上げて作りあげた、小説、評論、エッセイなどの著作物はもちろん、単行本化されなかった雑誌掲載記事まで、すべてを年表形式でまとめた「栗本薫・中島梓 全著作リスト」は、ファンならマストアイテム。
夫として、担当編集者として、最も近くで栗本を支えた今岡清氏が初めて綴るエッセイ(連載)は、栗本没後に残された膨大な自筆原稿や創作ノートなどをまとめて葛飾区立中央図書館に寄贈した、その思いを語る。実母・山田良子氏の日記から栗本の誕生〜大学入学までを記した「栗本薫の育児日記」(初公開)も大好評連載中。高校最後の年の大学受験秘話も必見。
※この作品にはカラー写真が含まれます。
次回配信の予定
 |
2025 |
7/1 |
火曜日 |
 |
- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
- みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ
 |
2025 |
7/3 |
木曜日 |
 |
- ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄
 |
2025 |
7/4 |
金曜日 |
 |
- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/