高橋和巳・高橋たか子 電子全集 第11巻 高橋和巳 小説6『黄昏の橋』ほか
高橋和巳
本体2000円 + 税
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内容紹介
39歳で夭折した作家晩年の未完小説『黄昏の橋』『白く塗りたる墓』「もう一つの絆」に遺稿「遥かなる美の国」等を収録。
39歳で夭折した高橋和巳晩年の小説『黄昏の橋』『白く塗りたる墓』「もう一つの絆」(いずれも未完)に加え、遺稿として「遥かなる美の国」、「清角の音」「他者の古里」等を収録する。
『黄昏の橋』は雑誌「現代の眼」1968年10月〜1970年2月にかけ連載された未完作品。
古美術世界に沈潜する学芸員・時枝が、偶然、機動隊と学生の衝突で一人の学生が橋から転落するのを偶然目撃し、封印されそうな事件の深層に迫っていくという当時の世相を反映した作品。
続く『白く塗りたる墓』は、開高健や柴田翔らと共同編集した、季刊「人間として」創刊号(1970年3月)に発表された。
内容はテレビ局を舞台にした作品で、第一部完のまま、続きを描かれることがなかった最後の小説である。
「もう一つの絆」は「群像」1967年9月号に発表され、第一部第五章まで書かれた未完作品。
遺稿として、小説の断片である「遥かなる美の国」、「清角の音」「他者の古里」も収録。
解説は、芥川賞作家・高城修三氏が務め、解題は和己巻の監修者を務める作家・太田代志朗氏が担当。
付録として「白く塗りたる墓」「遥かなる美の国」、「清角の音」「他者の古里」の生原稿等を掲載する。
※この作品は一部カラー写真が含まれます。
次回配信の予定
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- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
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