庄野潤三電子全集 第13巻 2003〜2011年「けい子ちゃんのゆかた」ほか
庄野潤三
本体2500円 + 税
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内容紹介
『メジロの来る庭』『けい子ちゃんのゆかた』『星に願いを』『ワシントンのうた』『逸見小学校』、単行本5冊を収録。
2003年から2006年までに発表された『メジロの来る庭』『けい子ちゃんのゆかた』『星に願いを』『ワシントンのうた』の単行本4冊に、庄野潤三没(2009年9月)後に発見され、未発表作品として2011年に新潮社より刊行された『逸見小学校』を収録。
著者が82歳から85歳からの4年間で書かれた「晩年の連作」第9弾にあたる『メジロの来る庭』は2003年1月から12月に「文學界」に連載し、翌年4月に単行本化され、続く『けい子ちゃんのゆかた』は2004年1月から12月まで「波」に、『星に願いを』は2005年1月から11月に「群像」に連載され、のち単行本化された。
また、庄野が生前に発表した最後の作品『ワシントンのうた』(2006年1月から12月「文學界」初出)は、「山の上の家」に暮らす夫婦の晩年を描いた連作の中で、子供のころのことや青春時代のことを中心に昔を振り返るなかで、ときおり「いま」の暮らしを描くという、やや趣きが異なった作風となっている。
さらに『逸見小学校』は没後に発見された原稿用紙180枚(文末に1949年1月21日の日付あり)を、2011年7月の「新潮」に全文紹介され、同月単行本が発売されたもので、庄野の戦争体験を題材とした作品である。
解題は監修を務める日本文学研究者・上坪裕介氏が担当。
付録として「メジロの来る庭」「星に願いを」「逸見小学校」の 生原稿冒頭等を収録する。
※この作品は一部カラーが含まれます。
次回配信の予定
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- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
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