P+D BOOKS 心映えの記

P+D BOOKS 心映えの記

太田治子

本体650円 + 税

読む

内容紹介

母との軋轢や葛藤を赤裸々につづった名篇。

「私は心のどこかで母の死を願っていたところがあったように思われてきて、その罪の意識におののいた。……心映えの悪い娘として母をくるしませたことも、正直に書くことによって、母の許しを乞いたいと思った。」(あとがきより)
 小説『斜陽』のモデルであり、太宰治の愛人でもあった母・太田静子。女手ひとつで〈私〉を育ててくれた母に対して、〈私〉は「心映えのいい子」ではなかった……。
「斜陽の子」として生まれた著者が、その現実に繰り返し突き当り、焦りや怒りをそのまま母にぶつけてしまう。おそらく、普通の親子関係よりも数倍濃密な日々を、赤裸々に綴った一冊。
 家族とは、愛とは何かを問う、直木賞にノミネートされた名篇。

同じジャンルの書籍から探す

ザ・ギフト 聖夜の奇跡の物語 宮尾登美子 電子全集13『天璋院篤姫/篤姫の生涯』 天国の本屋 恋火 桜の木の見える場所 P+D BOOKS 私版 京都図絵 ヒルクライマー 私のジェームス・ディーン 三浦綾子 電子全集 明日のあなたへ―愛するとは許すこと 無限回廊案内人 不便なコンビニ 僕は妹に恋をする お龍のいない夜 P+D BOOKS 金環蝕(上) 彼女の最初のパレスチナ人 クラシック リバイバル 日本名城紀行1 警視庁特殊潜工班 ファントム

次回配信の予定

2025 11/10 月曜日
  • 鶴岡八幡宮宮司の鎌倉案内 ~後世に伝えたい歴史と文化~/吉田茂穂

2025 11/11 火曜日
  • 小学館版 新学習まんが人物館 水木しげる/水木プロダクション、村上健司、新井淳也

2025 11/13 木曜日
  • お元気部屋へようこそ/安田夏菜、紙谷俊平
  • P+D BOOKS C席の客/眉村卓
  • P+D BOOKS ベンガルの憂愁/大原富枝

2025 11/14 金曜日
  • 「鬼平犯科帳」を歩く! 長谷川平蔵と大江戸さんぽ/松本英亜
  • しっぽのみじかいトカゲくん/りんたろー。
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/