十の輪をくぐる

十の輪をくぐる

辻堂ゆめ

本体890円 + 税

読む

内容紹介

認知症の母が呟いた家族の「秘密」とは。

スミダスポーツで働く泰介は、認知症を患う八十歳の母・万津子を自宅で介護しながら、妻と、バレーボール部でエースとして活躍する高校二年生の娘とともに暮らしている。あるとき、万津子がテレビのオリンピック特集を見て「私は……東洋の魔女」「泰介には、秘密」と呟いた。泰介は、九州から東京へ出てきた母の過去を何も知らないことに気づく。五十一年前。紡績工場で女工として働いていた万津子は、十九歳で三井鉱山の職員と結婚。夫の暴力と子育ての難しさに悩んでいたが、幼い息子が起こしたある事件をきっかけに、家や近隣での居場所を失う。そんな彼女が、故郷を捨て、上京したのはなぜだったのか。泰介は万津子の部屋で見つけた新聞記事を頼りに、母の「秘密」を探り始める。それは同時に、泰介が日頃感じている「生きづらさ」にもつながっていて──。一九六四年と二〇二〇年、二つの東京五輪の時代を生きる親子の姿を三代にわたって描いた感動作。いま最も注目を集める若手作家・辻堂ゆめによる圧巻の大河小説!!

※この作品は単行本版『十の輪をくぐる』として配信されていた作品の文庫本版です。

同じジャンルの書籍から探す

未成年だけどコドモじゃない 鳩の撃退法 上 夢幻∞シリーズ つくもの厄介9 走る唐櫃 上流階級 富久丸百貨店外商部 III チーム!上 刑事仙道 見取り捜査 京都御朱印巡り殺人事件 鬼哭 〜帝銀事件異説〜 愛のむきだし 浅草ばけもの甘味祓い 〜兼業陰陽師だけれど、鬼上司と豆まきをします〜 ダレン・シャン8 真夜中の同志 桜嵐恋絵巻 暁の声 水底の願い 三浦綾子 電子全集 岩に立つ 公器の幻影 九十九神曼荼羅シリーズ レギオン・チューナー・ラプソディ 高橋和巳・高橋たか子 電子全集 第3巻 高橋和巳 小説2『悲の器』ほか 新 謎解きはディナーのあとで2

次回配信の予定

2026 10/15 木曜日
  • 京ことば都がたり-ことばで旅する京都/彬子女王
  • 凍りつく夏/伏尾美紀

2026 10/16 金曜日
  • 生き神を拉致監禁する際の留意規則/佐伯庸介
  • 小説 名探偵コナン 名探偵の記録者/大倉崇裕、青山剛昌
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/