立原正秋 電子全集13 『短編集II 海の見える街』
立原正秋
本体1800円 + 税
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内容紹介
立原“幻”の作品『海の見える街』が初めて全集収録! 『嫉妬』『四月の雨』等、直木賞受賞前後の清冽な短編14作品一挙収録!
昭和42年5〜10月に「中学三年コース」に連載された立原唯一の少年少女向け小説『海の見える街』は、中学3年生の少女の淡い初恋と別れを描いた未単行本作品で、今回初めて全集に収録された。妻子の元と往還する男への嫉妬心から出た女の行動が悲劇を生む「七月の午後」を含む『嫉妬』、不治の病に冒された元恋人の死に立ち会う主人公を描いた『四月の雨』、22年ぶりに現れた元夫の存在に翻弄される家族の悲劇を描いた『雨』、金貸し業者のニヒリズムを描く『刃物』、“死木”のような黒い森が見える一軒家を借りた男女の怖れと別れを描いた『焼けた樹のある風景』の他、『海と三つの短編』『赤煉瓦の家』『手』『掌の小説』『トランプ遊び』『女の店』『死者への讃歌』『海岸点景』、立原初期〜中期にかけての短編全14作品を収録。
付録として長女・立原幹氏が父の思い出を綴る「東ケ谷山房 残像 十三」など関連エッセイ4作収録。特別付録として未発表作品『暗い青春』生原稿のほか、『海の見える街』の「中学三年コース」掲載全ページを収録。「写真でたどる立原正秋の軌跡」(4)では、終生愛した街・鎌倉を闊歩する立原の素顔を紹介
※この作品にはカラー写真が含まれます。
次回配信の予定
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2025 |
7/1 |
火曜日 |
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- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
- みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ
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2025 |
7/3 |
木曜日 |
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- ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄
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2025 |
7/4 |
金曜日 |
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- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
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