P+D BOOKS 風祭
八木義徳
本体650円 + 税
読む
内容紹介
町の名士と日蔭者の子の愛と葛藤を描く。
——自分のいう血のこわさとは、日蔭者の子とその父、というこの血の関係のこわさなのだ。この血ゆえに、かつては全力をあげて拒否しようとした存在を、いまはかえってその血ゆえに、“父なるもの”としてわがふところに受容しようとしている。——
医者であり町の名士である高峰好之と、その愛人のあいだに生まれた伊作。好之の死後、伊作たちは高峰家とは疎遠な状態だったが、85歳になる母が、父のさみしそうな様子を夢に見るというので、父の墓に参り、その足跡を調べることに。その作業は、恨みに思っていた父と、あらためて向き合うことも意味していた……。
第28回読売文学賞に輝いた傑作私小説。
次回配信の予定
 |
2025 |
12/22 |
月曜日 |
 |
- キャラクター超ひゃっか ポケットモンスターわくわく大しゅうごう!!/小学館
 |
2025 |
12/25 |
木曜日 |
 |
 |
2025 |
12/26 |
金曜日 |
 |
- 現代ユウモア全集 14巻 『晴れ後曇り』 細木原青起/細木原靑起
- 辻邦生電子全集 4巻 初期小説 『廻廊にて』『夏の砦』ほか/辻邦生
ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/