山口瞳 電子全集17 1974〜1975年『礼儀作法入門』

山口瞳 電子全集17 1974〜1975年『礼儀作法入門』

山口瞳

本体2000円 + 税

読む

内容紹介

マナー本の名著『礼儀作法入門』、風景画を含めた紀行文『湖沼学入門』等1974〜1975年に書かれた206作品収録。

収録作品は、小説「金曜日の夜1南京豆」(「週刊朝日」1974年1月4・11日号)から、エッセイ「湖沼学入門 9 林道霜雨」(「小説現代」1975年12月号)まで、1974〜1975年に発表された小説、エッセイ等206作品を初出掲載順に収録。

山口瞳は流行作家としての多忙な日々の中、小学館から1974年6月に創刊されたばかりの、若者向けの総合雑誌男性雑誌「GORO」に、『礼儀作法入門』(連載時のタイトルは「礼儀作法」)の連載をはじめる。この連載は好評のため、1976年11月「続・礼儀作法 粋とは何か」(電子全集18回巻収録予定)まで、29回にわたって続くことになり、[マナー本]の名著として、山口の名を更に高めることとなる。

『月曜日の朝』とタイトルが対になった『金曜日の夜』は、東京郊外の街を舞台に風変わりな名前を付けられた人物たちの人間模様を描いた内容で、『月曜日の朝』、『考える人達』両作品の続編ともいえる作品。

また、この頃、山口は、風景画を描く心得を述べており、『湖沼学入門』(電子全集17回巻に第9話まで収録)と銘打った風景画を描きながらの紀行エッセイを「小説現代」で連載開始。湖や沼の岸辺でスケッチをしている老人のように、のんびりと風景画を描いてみるという趣旨で、その後の『迷惑旅行』、『新東京風景』等の画期的な紀行文学へ引き継がれていく。

付録として、電子全集の総監修を務める、山口瞳の長男・山口正介が回想録「草臥山房通信」(17)を寄稿。

この作品の容量は、46.6MB(校正データ時の数値)です。

同じジャンルの書籍から探す

マイク 〜MIKE〜 ある日、戦争がはじまった 12歳のウクライナ人少女イエバの日記 火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています 春の神の輿入れ ハワイで聞いた 心にひびくアロハな話15 口中医桂助事件帖15 毒花伝 超時空要塞マクロスII・LOVERS AGAIN VOL.5 雨利終活写真館 悲願花 山に抱かれた家 迷い道 ロックンロール・トーキョー 夏至のウルフ 福永武彦電子 全集14 ロマンの展開 『海市』、「後期六短篇」。 桃殿の姫、鬼を婿にすること 暁の巻 祇園「よし屋」の女医者 高齢ドライバーに運転をやめさせる22の方法 なんとめでたいご臨終

次回配信の予定

2025 8/18 月曜日
  • 長井かおり 「自分に似合うメイク」の方程式、教えます! ~自分探し実践ドリル~/長井かおり

2025 8/20 水曜日
  • 一九八四+四〇 ウイグル潜行/西谷格

2025 8/21 木曜日
  • P+D BOOKS 幻影の構成/眉村卓
  • P+D BOOKS 日蔭の村/石川達三
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/