宮尾登美子 電子全集10『きのね/日記(昭和41年〜47年)』

宮尾登美子 電子全集10『きのね/日記(昭和41年〜47年)』

宮尾登美子

本体1400円 + 税

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内容紹介

奉公人から梨園の妻となるまでの献身を綴る『きのね』と、著者自身の『日記』。演劇評論家・渡辺保が往時の歌舞伎界を語る!

貧しい家に生まれた光乃は女学校を卒業した昭和8年、歌舞伎役者の家へ奉公に上がり、長男・雪雄の世話係となる。雪雄は癇癪持ちで、気に入らないことがあれば暴力を振るうこともあった。だが、光乃は雪雄が結核を患った時も、結婚した後も献身的に仕えた。長篇小説『きのね』は、雪雄の本質を誰よりも理解して受け入れ、ひたすら尽くす光乃が雪雄の離婚後に妻として迎えられるまでを描いた作品で、当代随一の人気を誇った九代目市川海老蔵(後の十一代目市川團十郎)の妻がモデルとなっている。
『日記』は、日記をつけることを習慣とした宮尾が、生前に公表した中から、上京した昭和41年から『一絃の琴』で第80回直木賞を受賞する54年までを2回に分けて収録する。今回は前半の昭和41年から47年までで、生活のためにライターや編集の仕事をしながら、小説の執筆を続ける宮尾が、どんな思いを抱いていたのか、その一端を垣間見ることができる。

付録では、戦前から歌舞伎鑑賞を続けている演劇評論家・渡辺保にインタビュー。宮尾と交流もあり、九代目市川海老蔵の舞台を実際に観てきた渡辺が、その歌舞伎役者としての魅力などを語る。

※この作品にはカラー写真が含まれます。

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