宮尾登美子 電子全集11『菊亭八百善の人びと/日記(昭和48年〜54年)』

宮尾登美子 電子全集11『菊亭八百善の人びと/日記(昭和48年〜54年)』

宮尾登美子

本体1400円 + 税

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内容紹介

江戸料理の老舗を舞台にした長篇と、『日記』の続編を収録。特集では八百善店主に宮尾が執筆に至ったエピソードを訊く!

八百善は実存する江戸時代創業の名料亭である。江戸の頃は文筆家の蜀山人や絵師の酒井抱一を始めとする文人墨客はもとより、将軍や勝海舟も来訪した。明治に入ってからは政財界の大物に贔屓にされ、江戸懐石の伝承にも努めた。当初、八百善は東京・山谷に店を構えていたが、関東大震災で店舗を失い、築地に移転。しかし築地の店も戦災で焼けたため、戦後は永田町で店を再開した。『菊亭八百善の人びと』は、永田町の店を継いだ九代目栗山善四郎の妻をモデルにした小説で、壮絶な夫婦喧嘩を繰り広げながらも、老舗の伝統と味の再興に奮闘する女将の姿が描かれる。
『日記』は第10巻の続編で、『櫂』で太宰治賞を受賞した昭和48(1973)年から、『一絃の琴』で直木賞を受賞する昭和54(1979)年までを収録。孫の誕生を喜んだり、大作のための取材に励むなど変わりゆく日常が窺える。

付録は、八百善の十代目栗山善四郎へインタビュー。八百善の歴史や江戸料理の真髄、本作品のモデルになった母親の思い出、宮尾との交流などを語っていく。「宮尾登美子写真館」では、前夫・前田薫氏との写真を特別公開する。

※この作品にはカラー写真が含まれます。

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