福永武彦 電子全集4 実験の継続、『心の中を流れる河』、『世界の終り』、そして『夢の輪』。

福永武彦 電子全集4 実験の継続、『心の中を流れる河』、『世界の終り』、そして『夢の輪』。

福永武彦

本体2500円 + 税

読む

内容紹介

詩篇のような短篇集『心の中を流れる河』、『世界の終り』とそこから発展した長篇『夢の輪』を収録。

詩篇のような味わいをもつ短篇集『心の中を流れる河』、『世界の終り』と、短篇作品「心の中を流れる河」を換骨奪胎し、別の作品として発展展開した未完の長篇『夢の輪』を収録。

収録作品は、収録順に「夢みる少年の昼と夜」、「秋の嘆き」、「風景」、「幻影」、「死神の馭者」、「一時間の航海」、「鏡の中の少女」、「心の中を流れる河」、「夜の寂しい顔」、「未来都市」、「鬼」、「死後」、「影の部分」、「世界の終り」、「夢の輪」の計15作品。
純粋小説として生の本質を切り取ろうとした福永の短篇作品の多くは、記されたコトバに刺激された読者の想像力を、日常生活と別次元の現実へ誘うものが多く、詩篇と同様の味わいをもつ。

多様なテーマをもつ各作品中、SF的色彩の濃い「未来都市」、古典『今昔物語』を題材とした「鬼」、福永自身が気に入っている作品と公言している「心の中を流れる河」と、それが発展した『夢の輪』等、意識の深い底に横たわる揺らぎを凝視した福永武彦の小説世界が味わえる。

附録として「夢みる少年の昼と夜」、「鏡の中の少女」、「心の中を流れる河」、「夜の寂しい顔」、「死後」、「影の部分」の本文主要異同表と、各作品の創作ノートを収録。

この作品の容量は、26.8MB(校正データ時の数値)です。

※この作品はカラー写真が含まれます。

同じジャンルの書籍から探す

あの日に消えたエヴァ 〜THE GIRL WHO WAS NEVER FOUND〜 夢幻∞シリーズ 百夜・百鬼夜行帖99 番外編の参 紅い烏(からす) 武蔵野水滸伝(下) 愚か者の石 警視庁レッドリスト 生贄の祀り  九十九神曼荼羅シリーズ こちら公園管理係4 海から来た怪獣 ようこそ、わが家へ お試し特別版 最後に咲く花 P+D BOOKS 眞晝の海への旅 警視庁レッドリスト 2 P+D BOOKS 曲り角 土下座奉行 P+D BOOKS 海市 福永武彦 電子全集3 先鋭な実験『夜の三部作』、そして『愛の試み』。 百年厨房

次回配信の予定

2025 11/26 水曜日
  • 小学館版 新学習まんが人物館 平賀源内/岩田やすてる
  • 新装版 続・森崎書店の日々/八木沢里志
  • 世界一のワルい子ゴードン/アレックス・ラティマー、中井はるの
  • 平原のモーセ/双雪濤、大久保洋子
  • ミステリ作家、母になる/辻堂ゆめ

2025 11/27 木曜日
  • 医師しか知らない 死の直前の後悔(小学館新書)/和田秀樹
  • 危機管理の日本史(小学館新書)/島崎晋
  • 箱根駅伝“最強ランナー”大塚正美伝説/飯倉章
  • ポケモン サイエンスブック でんき ~光る、しびれる、つながる!電気のパワーにせまれ!~/岩崎孝之
  • ポケモン サイエンスブック みず・こおり ~流れる、こおる、消える!? 水の不思議を探れ!~/神田学

2025 11/28 金曜日
  • 学年誌 ウルトラふろく大全/秋山哲茂、円谷プロダクション
  • 現代ユウモア全集 13巻 『涙の値打』 田中比左良/田中比左良
  • 週刊ポストGOLD 薬の危ない副作用「大事典」
  • 辻邦生電子全集 3巻 後期長篇小説(ロマン)『嵯峨野明月記』『西行花伝』ほか/辻邦生
  • 百歳の景色見たいと母は言い/市毛良枝
  • ゆきんこのレストラン/ながしまひろみ
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/