福永武彦 電子全集4 実験の継続、『心の中を流れる河』、『世界の終り』、そして『夢の輪』。
福永武彦
本体2500円 + 税
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内容紹介
詩篇のような短篇集『心の中を流れる河』、『世界の終り』とそこから発展した長篇『夢の輪』を収録。
詩篇のような味わいをもつ短篇集『心の中を流れる河』、『世界の終り』と、短篇作品「心の中を流れる河」を換骨奪胎し、別の作品として発展展開した未完の長篇『夢の輪』を収録。
収録作品は、収録順に「夢みる少年の昼と夜」、「秋の嘆き」、「風景」、「幻影」、「死神の馭者」、「一時間の航海」、「鏡の中の少女」、「心の中を流れる河」、「夜の寂しい顔」、「未来都市」、「鬼」、「死後」、「影の部分」、「世界の終り」、「夢の輪」の計15作品。
純粋小説として生の本質を切り取ろうとした福永の短篇作品の多くは、記されたコトバに刺激された読者の想像力を、日常生活と別次元の現実へ誘うものが多く、詩篇と同様の味わいをもつ。
多様なテーマをもつ各作品中、SF的色彩の濃い「未来都市」、古典『今昔物語』を題材とした「鬼」、福永自身が気に入っている作品と公言している「心の中を流れる河」と、それが発展した『夢の輪』等、意識の深い底に横たわる揺らぎを凝視した福永武彦の小説世界が味わえる。
附録として「夢みる少年の昼と夜」、「鏡の中の少女」、「心の中を流れる河」、「夜の寂しい顔」、「死後」、「影の部分」の本文主要異同表と、各作品の創作ノートを収録。
この作品の容量は、26.8MB(校正データ時の数値)です。
※この作品はカラー写真が含まれます。
次回配信の予定
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2025 |
7/1 |
火曜日 |
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- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
- みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ
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2025 |
7/3 |
木曜日 |
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- ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄
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2025 |
7/4 |
金曜日 |
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- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
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