小学館世界J文学館 雨月物語
作/上田秋成
訳/石川宏千花
絵/村田涼平
本体800円 + 税
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内容紹介
※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。
遠いむかしの話といえど……眠れなくなりそうな恐怖が満載!
江戸時代後期に上田秋成が書いた怪異小説。序文で「あまりにもよくできたつくり話を書き人心を惑わせると思いがけない目にあう」と言い、思いがけないことを体験しなくてすむように、ペンネームで書きますと記してある。著者自身も認めるほどの、絶妙で怖い不思議な話が9話。
「白峰」西行法師が四国の白峰で崇徳上皇の墓を供養したときの不思議な体験。
「菊花の約(ちぎり)」家に戻る旅の途中、病気で倒れた赤穴宗右衛門が、助けてくれた丈部左門に必ず戻ると約束して帰京する。約束の日の夜、戻ってきた宗右衛門は……。
「浅茅が宿」千葉から妻を残して京都へ行商に出かけた勝四郎。帰ろうとすると戦が始まってしまい7年もたってしまう。ようやく戻った勝四郎が見たものは……。
「夢応の鯉魚」漁師が捕獲した魚を買っては湖に放し、その姿を描いていた興義というお坊さんが、死んで体験した不思議な話。
「仏法僧」高野山を訪ねた親子が、日没後に山で体験する恐怖の一夜。
そのほか「吉備津の釜」「蛇性の婬」「青頭巾」「貧福論」と、どれも背筋が凍る怖い短編集。作家・石川宏千花による新訳!
※この作品は一部カラーが含まれます。
次回配信の予定
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2025 |
7/1 |
火曜日 |
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- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
- みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ
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2025 |
7/3 |
木曜日 |
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- ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄
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2025 |
7/4 |
金曜日 |
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- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
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