カラーひよことコーヒー豆

カラーひよことコーヒー豆

小川洋子

本体600円 + 税

読む

内容紹介

ささやかな日常から真理を見いだす作家の目

『博士の愛した数式』『ミーナの行進』などで知られる小川洋子さんのエッセイ集。

インドとドイツの区別がつかなかった子供の頃。「君、明治生まれ?」とボーイフレンドに揶揄された学生時代。
身近なエピソードからはじまり、単行本にしてたった5ページ弱で人生の真理にまでたどり着く展開は、作家ならではの発想の豊かさゆえ。
そんなエッセイの醍醐味を堪能させてくれる29の掌編が詰まった、宝石箱のような一冊です。

収録作品の多くは、ファッション誌「Domani」に連載されたもの。
小説を書くとき、登場人物の職業を最も重要視するという著者が働く女性に向けるまなざしは、温かな励ましに満ちています。
日々忙しく働く中で、つい”ドラマ”を求めてしまい、平凡な日常を退屈なものと思いがちですが、繰り返されるその日常こそがかけがえのない幸せなのだと気づかされます。

仕事、プライベートで、ついがんばってしまう女性たち。
そんな彼女たちに「今日は元気を出さなくてもいいかなと感じたときに読んでもらえたら」と小川洋子さん。
ふとたちどまり、肩の力を抜いて、自分自身を見直す−−そんなきっかけをくれるエッセイ集です。

同じジャンルの書籍から探す

狼たちへの伝言 3 栄光へのポール・ポジション 係長・山口瞳の<処世>術 日本語を使う日々 高田文夫の大衆芸能図鑑2 イヨッ たっぷり! 福永武彦 電子全集12 『忘却の河』『幼年』、童話。 ゆうべのヒミツ 看取りの医者 仕事にしばられない生き方(小学館新書) 小悪魔卒業宣言! 書くインタビュー 2 ジャズジャイアンツ・インタヴューズ 金子光晴 金花黒薔薇艸紙 P+D BOOKS 単純な生活 三浦綾子 電子全集 泉への招待―真の慰めを求めて 一度は読んでおきたい現代の名短篇 欲望100個書いてみた 〜派遣女子から年商20億 小田桐あさぎ自伝〜

次回配信の予定

2025 12/22 月曜日
  • キャラクター超ひゃっか ポケットモンスターわくわく大しゅうごう!!/小学館

2025 12/25 木曜日
  • オニのせつぶんたいじ/岡田よしたか

2025 12/26 金曜日
  • 現代ユウモア全集 14巻 『晴れ後曇り』 細木原青起/細木原靑起
  • 辻邦生電子全集 4巻 初期小説 『廻廊にて』『夏の砦』ほか/辻邦生
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/