小学館eBooks

内容紹介

中上健次、未完の遺作が初単行本化＆電子化！

1個3億円のエメラルド3個を携え、ブラジルから来日したオリエントの康の遺児タケオは、新宿で「中本」の一統である“毒味男”や、オリュウノオバの甥っ子である“九階の怪人”と出会う。

“毒味男”の一味は、最初に地上げ屋の斎藤順一郎を焼き殺したが、彼らの周囲をＧメンが嗅ぎ回り始めので、一味はと共に紀州・新宮へ舞い戻る。そして、次の標的に土地の実力者・佐倉（この時、130歳近い年齢だが）を選ぶのだが……。

新たな抗争の予感を湛える長編。「千年の愉楽」の続編ともいえる未完作。「週刊ポスト」にて連載中に絶筆した。

• 11月5日・6日 配信スタート！
  新刊の情報を更新しました

• 鶴岡八幡宮宮司の鎌倉案内　～後世に伝えたい歴史と文化～／吉田茂穂

• 小学館版　新学習まんが人物館　水木しげる／水木プロダクション、村上健司、新井淳也

• お元気部屋へようこそ／安田夏菜、紙谷俊平
• P+D BOOKS　Ｃ席の客／眉村卓
• P+D BOOKS　ベンガルの憂愁／大原富枝

• 「鬼平犯科帳」を歩く！　長谷川平蔵と大江戸さんぽ／松本英亜
• しっぽのみじかいトカゲくん／りんたろー。