介護はつらいよ

介護はつらいよ

大島一洋

本体580円 + 税

読む

内容紹介

泣けて、笑えて、役に立つ。介護実録の名作。

「頑固な父と、私のこともわからない認知症の母の世話をするのは、息子の私一人では無理だと思えました。それでも、やらなくてはならない。無理だなどと引いている暇はなかったのです。父とは何度も喧嘩をしましたが、私は東京へ逃げませんでした。」(本文より)

第一章(2006年〜08年)母を看取る/第二章(2009年〜13年)父を看取る

単行本では、老人ホームに入所した父が満100歳になる2013年2月までが描かれている。
その後、父は2015年3月に天寿を全うした。101歳と6か月だった。
本文庫では、2013年〜2015年までを書き足し、完全版として刊行する。

単行本刊行時には各紙誌で反響を呼んだ。以下にその一部を紹介する。
嵐山光三郎——「この介護実録はまるでアクション映画だ」
斎藤美奈子——「淡々と書かれた介護日記にはお金の出入りなども細かく記され、参考になるところ大。エッセイとしても実用性の点からもオススメ!」
中野翠——「実践的なマニュアル本としても十分役立つ本。その上ユーモラスで愛らしい」
北上次郎——「この著者は若き日の不倫を隠さず、虚飾をまとわず、裸で現実に立ち向かう」

※この作品は過去に単行本として配信されていた作品の文庫版となります。

同じジャンルの書籍から探す

日本美のこころ イノリノカタチ 知ってはいけない薬のカラクリ(小学館新書) 前田義子の強運に生きるワザ 壁を壊した男 1993年の小沢一郎 家族写真〜3.11原発事故と忘れられた津波〜 【電子版限定特典付】 少年の名はジルベール ダーリンの東京散歩 歩く世界 高嶋ひでたけの読むラジオ 韓国軍はベトナムで何をしたか(小学館新書) 「ばぁばの料理」最終講義 暴君〜新左翼・松崎明に支配されたJR秘史〜 前夜 上級国民/下級国民(小学館新書) 行列のできる弁護士 正義の判決 書くインタビュー 3 中途半端なブスはグレない〜劣等感や嫉妬心に支配されない生き方〜

次回配信の予定

2025 7/1 火曜日
  • sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
  • みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ

2025 7/3 木曜日
  • ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄

2025 7/4 金曜日
  • 雨利終活写真館/芦沢央
  • 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
  • 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
  • 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
  • 新・教場/長岡弘樹
  • 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
  • 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
  • 前の家族/青山七恵
  • 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
  • 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/