ホタルイカは青く光る(小学館の図鑑NEOの科学絵本)
写真と文/阿部秀樹
本体1170円 + 税
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内容紹介
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日本の海にいる、不思議で美味しい生き物。
日本の海に、とっても不思議なイカがいるって知っていますか?
富山湾ではホタルイカが名物、ホタルイカ漁がさかんに行われています。
漁船が網をしかけた場所に到着すると、漁師さんが網を引き上げ始めます。
船の明かりを消してもらうと……
網の中が、青い小さな光でいっぱいです!
ホタルイカは、ふだんは水深200メートルをこえる深海でくらしています。
それが、富山湾では毎年3〜5月の夜になると、メスが産卵のために海面近くにやってくるのです。
ホタルイカには、もうひとつの不思議があります。
それは、産卵を終えたホタルイカが、深い海にもどれずに、海岸に大量に打ち上げられてしまうのです。
この現象は「ホタルイカの身投げ」とよばれています。
そのようすは、まるで青い光の波がおしよせてくるようです。
産卵におとずれるホタルイカは数百万匹。
それぞれがたくさんの卵を生みます。
おとなになれるのは、その中のわずかですが、次の世代はしっかり残されていて、また翌年の春にもどってくるのです。
街のすぐ近くの海で、毎年くり返される、ホタルイカの不思議な現象を通じて、人と生き物の関わりを考える写真絵本です。
(底本 2021年7月発行作品)
※この作品はカラー版です。
次回配信の予定
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2025 |
11/26 |
水曜日 |
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- 小学館版 新学習まんが人物館 平賀源内/岩田やすてる
- 新装版 続・森崎書店の日々/八木沢里志
- 世界一のワルい子ゴードン/アレックス・ラティマー、中井はるの
- 平原のモーセ/双雪濤、大久保洋子
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2025 |
11/27 |
木曜日 |
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- 医師しか知らない 死の直前の後悔(小学館新書)/和田秀樹
- 危機管理の日本史(小学館新書)/島崎晋
- 箱根駅伝“最強ランナー”大塚正美伝説/飯倉章
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2025 |
11/28 |
金曜日 |
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- 現代ユウモア全集 13巻 『涙の値打』 田中比左良/田中比左良
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