山口瞳 電子全集5 『男性自身 V 1980〜1983年』
山口瞳
本体2000円 + 税
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内容紹介
“盟友”向田邦子への追悼文「木槿の花」8篇を含む「男性自身」830〜1033話までを完全収録。
収録作品は、「週刊新潮」1980年1月3日号の第830話「年の終り」から、1983年12月22日・29日合併号の第1033話「手袋」まで、連載掲載順に、単行本未収録3篇を含む204篇を完全収録。
1981年8月22日、旅行中の台湾で航空機事故に遭遇した向田邦子の突然の事故死は、山口に大きな衝撃を与えた。彼女の小説家としての才能を認め、直木賞受賞への後押ししていた山口は、向田への追悼文ともいえる「木槿の花」(916〜923話)を、「男性自身」に連載し、“盟友”の死を悼んだのだった。
また、1983年7月「巴里祭」(1009話)より、山口は「男性自身」内に新趣向の小説スタイルとして、『私本歳時記』シリーズ47編(電子全集第6回と分割掲載)を連載。これは、ピート・ハミルの掌編小説『ニューヨーク・スケッチブック』に触発された掌篇小説を、週刊誌の連載に取り込む試みだった。
付録として、電子全集の総監修を務める、山口瞳の長男・山口正介が回想録、「草臥山房通信」(5)を寄稿。「庄助」名で、「男性自身」に度々登場した長男が、連載当時の山口家の様子や裏話、そして父への思いを綴る。
次回配信の予定
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2025 |
7/1 |
火曜日 |
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- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
- みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ
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2025 |
7/3 |
木曜日 |
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- ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄
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2025 |
7/4 |
金曜日 |
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- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
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