立原正秋 電子全集23 『文学について エッセイⅣ』
立原正秋
本体1800円 + 税
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内容紹介
立原文学の本質が垣間見られる「私小説的発想を排す」等、文学について語ったエッセイ、自作品あとがき全162篇を一挙掲載。
随筆集『秘すれば花』、『旅のなか』、『坂道と雲と』、『夢幻のなか』、『冬の花』を中心に、文学に関わるエッセイと、自作あとがき等全162篇。自ら編集に携わった文芸誌「犀」の創刊および終巻の辞に始まり、私小説、心境小説を否定していた立原の創作根拠が書き込まれた「私小説的発想を排す」、「現代にとって文学とは何か」という、立原文学の本質を知るために見逃せない2篇を収録。
また、鎌倉文士の先輩として敬愛してやまない川端康成について記した「川端康成氏覚え書き」、「川端文学のエロティシズム」の川端康成論2篇も、立原の川端康成への並々ならぬ傾倒ぶりが伺え、光彩を放っている。なお、単行本未収録作品として「美の追求だけしかしなかった人 川端康成先生」も新たに収録された。
さらに大岡昇平、三島由紀夫、武田泰淳等、交遊のあった作家に言及したエッセイも多数収録。
付録として長女・立原幹氏が父の思い出を綴る「東ケ谷山房 残像 二十三」のほか、2篇の対談と、昭和54年12月3日に早稲田大学小野講堂での講演「一作家の周辺」の模様を収録している。
※この作品にはカラー写真が含まれます。
次回配信の予定
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2025 |
7/1 |
火曜日 |
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- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
- みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ
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2025 |
7/3 |
木曜日 |
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- ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄
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2025 |
7/4 |
金曜日 |
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- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
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