宮尾登美子 電子全集8『序の舞/手とぼしの記』

宮尾登美子 電子全集8『序の舞/手とぼしの記』

宮尾登美子

本体1400円 + 税

読む

内容紹介

女性画家の波瀾に富む人生を描く『序の舞』と珠玉の随筆集を収録。付録は小谷野敦がザ・直木賞作家と称する宮尾の魅力を語る!

『序の舞』は第17回吉川英治文学賞を受賞した作品で、女性として初めて文化勲章を受章した日本画家の上村松園がモデルとされる。女性が画家になることが非常に難しかった明治期、京都に生まれた主人公の津也。幼少の頃より画才を発揮し、修練を重ねて美人画の新境地を切り開くが、未婚の母という波瀾に富んだ人生を歩むことになる。志を貫き美人画の極みへと到達するまでの津也の苦難と、女性としての心情を流麗な筆致で綴った名作である。
随筆集『手とぼしの記』には、上村松園の恋文など『序の舞』を執筆する際の取材こぼれ話が記されていて興味深い。また、命からがら満州から引き揚げた時の体験、大好きなそうめんにまつわる話なども収められている。

付録は『序の舞』を読んで以来、宮尾作品を愛読するようになった作家で比較文学者の小谷野敦にインタビュー。宮尾が紡ぎ出す物語の魅力やその周辺について大いに語る。

※この作品にはカラー写真が含まれます。

同じジャンルの書籍から探す

P+D BOOKS 親鸞 2 法難の巻(上) 処方箋のないクリニック 特別診療 破夏 大江戸恐龍伝 四 十津川警部 海の見える駅 愛ある伊予灘線 小学館ジュニア文庫 ホルンペッター 山に抱かれた家 愛される資格 エルメスの手 カール・エビス教授のあやかし京都見聞録 浅草弾左衛門 第二巻 (天保青春篇・下) 始まりの木 北前船用心棒 赤穂ノ湊 犬侍見参 夢幻∞シリーズ 百夜・百鬼夜行帖79 あぐろおう 三浦綾子 電子全集 聖書に見る人間の罪―暗黒に光を求めて 夢幻∞シリーズ まなざしの街11 鎮魂

次回配信の予定

2025 12/22 月曜日
  • キャラクター超ひゃっか ポケットモンスターわくわく大しゅうごう!!/小学館

2025 12/25 木曜日
  • オニのせつぶんたいじ/岡田よしたか

2025 12/26 金曜日
  • 現代ユウモア全集 14巻 『晴れ後曇り』 細木原青起/細木原靑起
  • 辻邦生電子全集 4巻 初期小説 『廻廊にて』『夏の砦』ほか/辻邦生
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/