宮尾登美子 電子全集15『宮尾本 平家物語 一 青龍之巻/宮尾本 平家物語 二 白虎之巻』
宮尾登美子
本体1400円 + 税
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内容紹介
全四巻からなる本作品の前篇二巻を収録。付録は宮尾をリスペクトする作家・玉岡かおるへインタビュー!
鎌倉時代に著された『平家物語』は,平家一門の栄枯盛衰を流麗な和漢混交文で描いた軍記物語だ。七五調を主体としたリズム感溢れる文体は、琵琶法師によって語られ、後世の文学に多大な影響を与えた。宮尾は少女時代から親しんでいた『平家物語』に、自身の解釈を加味した『平家物語』を書きたいと願い、その思いが結実したのが『宮尾本 平家物語』である。平成17(2005)年放送のNHK大河ドラマ『義経』の原作にもされた。宮尾が『宮尾本 平家物語』の執筆を始めたのは73歳の時で、北海道有珠郡壮瞥町に山荘を建て、東京から移り住んで取り組んだ。平成11(1999)年11月から『週刊朝日』で作品の連載が始まり、原文にはない平家の女性たちの生きざまも描いた歴史絵巻を約4年の歳月をかけて完成させた。「第一巻・青龍の巻」では、栄達を重ねる平清盛と平家一門を支えるその妻・時子の姿を中心に描写。「第二巻・白虎之巻」では、時子の働きもあって清盛が天皇の外祖父となり栄華を極める一方、その横暴ぶりを綴る。
付録では自他ともに認める宮尾ファンで、半世紀前に『平家物語』を読んで感銘を受けたという作家・玉岡かおるに話を訊く。
※この作品にはカラー写真が含まれます。
次回配信の予定
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2025 |
7/1 |
火曜日 |
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- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
- みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ
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2025 |
7/3 |
木曜日 |
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- ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄
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2025 |
7/4 |
金曜日 |
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- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
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