高橋和巳・高橋たか子 電子全集 第6巻 高橋たか子 小説3『空の果てまで』ほか
高橋たか子
本体2000円 + 税
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内容紹介
高橋たか子の初期作品集『彼方の水音』『骨の城』『双面』『共生空間』と、最初の長編『空の果てまで』を収録した一巻。
1971年から1973年にかけて発売された小説集『彼方の水音』『骨の城』『双面』『共生空間』に加え、書き下ろし長編小説『空の果てまで』を収録する。
『彼方の水音』は高橋たか子が1971年8月、39歳の時に刊行された第1小説集で、実質的な文壇デビュー作「子供さま」(1969年「群像」7月号初出)等の5編の短編を収録。
『骨の城』は同人誌「白描」に掲載された「白夜」など、主に60年代に描かれた習作10編からなる。
続く『双面』は表題作等3編の短編集、『共生空間』は「螺旋階段」等5編からなる短編集。
長編『空の果てまで』(1973年2月刊)は、たか子にとって初の長編小説。
「悪こそは 人間を超えたものが不可能な顔をのぞかせる。
人間の唯一の場だからかそんな情念を秘めた女の反省をこの小説で描いてみた」とたか子が述べるとおり、“人間の悪”を描き、第13回田村俊子賞を受賞した代表作の一つ。
当時、新進気鋭の“内向の世代”の作家の一人として注目を浴びていた。
解説と解題は、生前のたか子と交流のあった文芸評論家・山内由紀人氏が担当。
付録として、収録した作品の単行本初刊の表紙などを掲載する。
※この作品は一部、カラー写真が含まれます。
次回配信の予定
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2025 |
7/1 |
火曜日 |
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- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
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木曜日 |
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- ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄
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金曜日 |
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- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
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