高橋和巳・高橋たか子 電子全集 第14巻 高橋たか子 伝記『神の海』ほか
高橋たか子
本体2000円 + 税
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内容紹介
『神の海 マルグリット・マリ伝記』『ライサという名の妻に』の伝記作品と、ラジオドラマ台本3作を収録。
「高橋たか子伝記」と銘打ち、『神の海 マルグリット・マリ伝記』『ライサという名の妻に』の書き下ろし伝記作品2作と、「夜の客」「遠いあなたへ」「不思議な縁」のラジオドラマ台本3作品で構成。
『神の海 マルグリット・マリ伝記』(1998年10月刊)は、17世紀フランスの修道女・マルグリット・マリ・アラコックの18年に及ぶ観想修道生活を「神と魂との愛」「苦しみの生」という大きく2つの視点から描いた伝記作品。
たか子はマルグリット・マリの神への愛を「何という苦痛に切り刻まれた熱愛か!」と記し、伝記のテーマを「苦痛」と「熱愛」こそが「神の中に隠されている生」としている。
『ライサという名の妻に』(2008年2月刊)は、フランス人哲学者ジャック・マリタンと結婚した、ロシア生まれの亡命ユダヤ人ライサ・ウマンコフの生涯を描いた作品。
カトリック信者の二人は、互いの存在だけでなく、神をも愛する二重の熱愛で結ばれた夫婦として、たか子にとって理想の男女だったのである。
「夜の客」(1978年8月放送)、「遠いあなたへ」(1980年12月放送)、「不思議な縁」(1995年4月放送)の3作品は、NHK・FMのラジオドラマのために、たか子が書き下ろした台本で、たか子の受洗後20年の歩みと重なる。
たか子はテレビドラマを嫌い、ラジオドラマを愛していたのだった。
解説と解題は、生前のたか子と交流のあった文芸評論家・山内由紀人氏が担当。
付録として、『ライサという名の妻に』刊行決定のメモと、初刊本書影等を収録する。
※この作品は一部カラー写真が含まれます。
次回配信の予定
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2025 |
7/1 |
火曜日 |
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- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
- みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ
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2025 |
7/3 |
木曜日 |
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- ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄
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2025 |
7/4 |
金曜日 |
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- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
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