小学館世界J文学館 片目のオオカミ
作/ダニエル・ぺナック
訳/平岡敦
絵/玉村ヘビオ
本体800円 + 税
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内容紹介
※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。
瞳と瞳が見つめあった時、物語が始まる。
動物園のオオカミの檻の前に、一人の少年が現れる。少年はオオカミをただじっと見つづける。人間に興味がないオオカミは無視し続けるが、次第に少年のことが気になってくる。とうとう観念したオオカミが片目しかない目で少年を見つめると、少年はオオカミに合わせてそっと片目を閉じた。おたがいの片目と片目が合ったその瞬間、オオカミの瞳が自分の過去を語り出す。
青いオオカミはアラスカで暮らしていた。人間に捕まった妹を助けるために自分が捕獲されたのだ。片目を負傷し、動物園に引き取られ、しかし人間にはずっと心を開かないと決めていた。
今度は少年の瞳が、過去を語り出す。アフリカで生まれた少年は、幼いころ戦争で両親を失い、見ず知らずの商人に拾われて育った。少年には不思議な才能があった。物語を話す力と、動物と対話できる力だ。少年は出会った動物たちと友だちになるが、運命に翻弄されて森から町へ、そして動物園のあるこの町へやってきた。瞳と瞳が見つめ合い、こころが伝わったとき、一つの奇跡がおきる……。
さわやかな感動を呼ぶ、これまでにない人間と動物の友情物語!(新訳)
※この作品は一部カラーが含まれます。
次回配信の予定
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2025 |
9/17 |
水曜日 |
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- 100年歩ける! デュークズウォーキング コンプリートBOOK ~大ヒット「トルソー」から最新「デスクウォーク」まで~/デューク更家
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2025 |
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木曜日 |
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- アイとムリ/デイヴ・エガーズ、代田亜香子
- 探偵小石は恋しない/森バジル
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2025 |
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金曜日 |
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- 蜻蛉の夏/垣根涼介
- 夢幻∞シリーズ 冥界パティスリー 第22話 時空を超えた殺人/大平しおり、ゆうしよう
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