小学館世界J文学館 狼伝 フイマン
作/沈石渓
訳/高野素子
絵/板垣夏樹
本体800円 + 税
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内容紹介
※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。
あきらめない、2本の足を失っても……。狼の悲壮な決意!
山岳地帯に住む狼のボス、フイマンは、猟師に右前あしを撃たれ、2年後にイノシシに後ろあしを食いちぎられる。2本のあしを失うことは、野生動物にとっては「死」を意味する事態だった。群れから取り残され、絶望するフイマンのもとへ、なぜか群れのなかでも最低のみにくい下っぱ、「イタチ」が近づいてくる。イタチはフイマンの体の下に入りこみ、フイマンの体を支えた。イタチの力を借りて、フイマンはふたたび立ち上がることができた! そして厳しいトレーニングを続け、フイマンとイタチは「二心同体」となって、狩りをできるまでになった。二頭のジャンプ力を合わせる「立体攻撃」のテクニックも身につけたフイマンは、自分を追い出した群れに戻り、ふたたびボスの座を取り戻した。
しかしやがてフイマンにふたたび試練の時が来る。ボスの座をまた他の狼にゆずるのか。それとも、ボスとしての誇りを最後まで守り続けるのか。フイマンの決断はくだった……。
中国で「動物小説大王」と呼ばれる沈石渓の最高傑作。心が打ち震える動物ハードボイルド・ストーリー!
※この作品は一部カラーが含まれます。
次回配信の予定
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2025 |
7/7 |
月曜日 |
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2025 |
7/9 |
水曜日 |
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- 妖怪サトリのウロコ落とし/長谷川まりる、てんてこ
- 盗んで食べて吐いても/桜井美奈
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2025 |
7/10 |
木曜日 |
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- P+D BOOKS 馬よ花野に眠るべし/水上勉
- P+D BOOKS 苦の世界/宇野浩二
- 演芸写真家/橘蓮二
- ゾウがやってきた/ホリー・ゴールドバーグ・スローン、三辺律子
- 渇愛 ~頂き女子りりちゃん~/宇都宮直子
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2025 |
7/11 |
金曜日 |
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- 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」と架け橋プログラム ~子どものためのスムーズな幼保小連携~/神長美津子
- ポケモンをさがせ! あたらしいぼうけん/姫野よしかず
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