庄野潤三電子全集 第18巻 エッセイ5 1995〜2002年 「孫の結婚式」ほか
庄野潤三
本体2500円 + 税
読む
内容紹介
庄野潤三74歳から81歳までの8年間、1995年から2002年にかけて発表されたエッセイ100篇を初出順に収録。
庄野は生涯に10冊の随筆集を刊行している。第18巻には1995年から2002年にかけて、文芸誌や新聞等に発表されたエッセイ100篇を初出順に収めている。単行本収録の内訳は、随筆集『散歩道から』(1995年刊)より11篇、『野菜讃歌』(1998年刊)より43篇、『孫の結婚式』(2002年刊)より46篇である。
1995年は「貝がらと海の音」を「新潮45」に1年間連載した年で、ここから12年にわたって書き継がれていく、夫婦の晩年の暮らしを描いた連作のはじまりの年にあたる。2002年は連作の8作目となる「庭の小さなばら」を「群像」に連載した年で、5月に長女の次男良雄に、11月に長女の長男和雄にそれぞれ娘が生まれた。庄野潤三にとって初めてのひ孫である。
連作の1作目にあたる「貝がらと海の音」の後も、順調に「ピアノの音」「せきれい」「庭のつるばら」「鳥の水浴び」「山田さんの鈴虫」「うさぎのミミリー」「庭の小さなばら」と、8年間、途切れることなく書き続けることができた。穏やかな晩年の日々を描いた連作は、それまでの読者に加え、新しい若い世代にも支持を広げていく。そんな時期に記されたエッセイ群を当巻には収めている。
解題は監修を務める日本文学研究者・上坪裕介氏が担当。
付録として日本経済新聞に掲載された「私の履歴書1」や、エッセイ「孫の結婚式」の生原稿冒頭等を収録する。
※この作品は一部カラーが含まれます。
次回配信の予定
 |
2025 |
7/1 |
火曜日 |
 |
- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
- みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ
 |
2025 |
7/3 |
木曜日 |
 |
- ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄
 |
2025 |
7/4 |
金曜日 |
 |
- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/