ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ

ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ

語り/米澤鐡志

文/由井りょう子

本体570円 + 税

読む

内容紹介

伝えたい少年原爆体験記。11歳のヒロシマ。

 広島に原爆が落とされたのは、1945年8月6日でした。11歳の米澤鐡志さんは、爆心から750メートルの電車内で母親と一緒に被爆します。母親は9月に亡くなり、母乳を飲んでいた1歳の妹は10月に亡くなります。
 この本は、米澤少年の目で見た、8月6日その日のことと、その後何が起こったか、という記録です。

 ブラウスが突然発火して、体が焼け始める女性、皮膚が布地のように垂れ下がって、幽霊のように見えた人たち、防火水槽に飛び込んで亡くなっている赤ちゃんを抱いた女性、川を流れていくたくさんの死体。
 11歳の少年が見た光景を、読者も知ることになります。

 「どんなにつらい記憶でも、知らないよりは知ったほうがいいと私は思います。本書は読むのも苦しい内容ですが、きっと未来のための知恵を与えてくれるでしょう」(京都大学原子炉実験所 小出裕章さんによる「はじめに」より)。

 原爆や核についてお子さんと考えるとき、最適の1冊です。

同じジャンルの書籍から探す

赤ちゃんをわが子として育てる方を求む 小学館ジュニア文庫 ギルティゲーム stage2 無限駅からの脱出 コロコロよみもノベル 100点!! 100人兄弟100物語 コンカッション 28人の幸せ離婚〜あなたに似た彼女〜 第四回 小学館世界J文学館 ほんとうの空色 新装版 ぼくは戦争は大きらい 〜やなせたかしの平和への思い〜 おはなしドラえもんえほん だいひょうざんの ちいさな いえ シン・浪費図鑑 ビートルズは眠らない アメリカの活動写真が先生だった 吾輩は認知症ねこである 職業としてのヤクザ(小学館新書) ゴーマニズム宣言SPECIAL 脱原発論 上巻 総括 〜戦後公安事件秘録〜 黒ひげ先生の世界探検 アマゾンのネプチューンカブト

次回配信の予定

2025 7/1 火曜日
  • sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
  • みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ

2025 7/3 木曜日
  • ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄

2025 7/4 金曜日
  • 雨利終活写真館/芦沢央
  • 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
  • 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
  • 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
  • 新・教場/長岡弘樹
  • 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
  • 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
  • 前の家族/青山七恵
  • 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
  • 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/