本を守ろうとする猫の話

本を守ろうとする猫の話

夏川草介

本体650円 + 税

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内容紹介

「お前は、ただの物知りになりたいのか?」

 夏木林太郎は、一介の高校生である。幼い頃に両親が離婚し、さらには母が若くして他界したため、小学校に上がる頃には祖父の家に引き取られた。以後はずっと祖父との二人暮らしだ。祖父は町の片隅で「夏木書店」という小さな古書店を営んでいる。その祖父が突然亡くなった。面識のなかった叔母に引き取られることになり本の整理をしていた林太郎は、書棚の奥で人間の言葉を話すトラネコと出会う。トラネコは、本を守るために林太郎の力を借りたいのだという。

 お金の話はやめて、今日読んだ本の話をしよう−−。

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