娘を呑んだ道
著/スティーナ・ジャクソン
訳/田口俊樹
本体1000円 + 税
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内容紹介
2019年「ガラスの鍵」賞受賞作!
3年前、スウェーデン北部の村、グリマストレスクで17歳の少女・リナが失踪した。
地元の学校で数学教師をする少女の父親・レレは、3年たった今も単独で娘の捜索を続けていた。
少女が失踪した朝、シルヴァーロード沿いのバス停までリナを送っていったのは父親だった。
娘をバス停で降ろしてからバスが来るまで15分、その間に誰かに連れ去られたのだろうというのが警察の見解だった。娘はバスに乗らなかった。
同じ頃、グリマストレスクに流れ着いた母娘がいた。
娘のメイヤは母親が男を変えるたび何度となく引っ越しをくり返してきたが、こんな遠くまでやって来たのは初めてだった。
母親のシリヤはこれが最後だと言った。
母親の新しい相手はトルビョルンと言った。メイヤからすれば祖父といってもおかしくない年齢だった。
その夏、リナが失踪したシルヴァーロードからほど近い場所で、17歳の少女・ハンナが行方不明になった。
この事件をきっかけに、レレとメイヤの運命が大きく動き出す——。
子を思う親の狂気が招いた悲劇を、北部スウェーデンの暗澹とした風土とともに描き出した、大型新人デビュー作。
2018年、スウェーデン推理作家アカデミー「最優秀犯罪小説賞」受賞。
2019年、北欧ミステリーの最高賞「ガラスの鍵」賞受賞。
同年スウェーデン「ブック・オブ・ザ・イヤー」に輝いた傑作スリラー!
次回配信の予定
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2025 |
7/1 |
火曜日 |
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- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
- みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ
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2025 |
7/3 |
木曜日 |
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- ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄
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2025 |
7/4 |
金曜日 |
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- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
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