ポップ史観で60年代を辿る自伝的エッセイ。
1960年、12歳。坂本九の「悲しき60才」でポップスに目覚めた亀和田少年は、ビートルズの登場で、それまで全盛だった和製ポップスが懐メロ化してしまったと嘆く。渋谷道玄坂で、毎月1がつく日に開催され、プロ作家も参加したSF好きの「一の日会」に通い、東京オリンピック開会式の日は、お祭り騒ぎに興味がなくて、ひとり千鳥ヶ淵でボートを漕いだ。吉祥寺の私大で右翼学生と渡り合い、デモで別セクトにいた美少女に恋をする。そして、童貞少年が夢中になった吉行淳之介の性小説、新宿のジャズ喫茶、映画館など、多感な少年時代をポップに生きた著者の痛快ネタ満載。「ビートルズとバリケードが俺の青春だ」なんて嘘っぱちだ。卓越した記憶力で、既成の60年代史観をくつがえす、名コラムニストの会心の作。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。13
渡 航(著)ぽんかん8(イラスト)
本体630円+税
下町ロケット ヤタガラス
池井戸潤
本体1350円+税
下町ロケット ゴースト
池井戸潤
本体1350円+税
サカナとヤクザ ~暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う~
鈴木智彦
本体1440円+税
最強職《竜騎士》から初級職《運び屋》になったのに、なぜか勇者達から頼られてます 3
あまうい白一(著)泉 彩(イラスト)
本体1200円+税
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