生まれてくれてありがとう〜目と鼻のない娘は14才になりました〜

生まれてくれてありがとう〜目と鼻のない娘は14才になりました〜

倉本美香

本体1260円 + 税

読む

内容紹介

重い障害を持つ少女はこんなにも家族の宝物。

 2003年、元客室乗務員でニューヨークで仕事をしている著者のもとに生まれた千璃(せり)ちゃんは、目と鼻(鼻梁)がない重度の障害を持っていました。
 見ることも話すこともできない娘への好奇の目や、無責任な批判にさらされて傷つき、自分たち両親がいなくなっても娘がなるべく周囲の手を借りずに生きていくためにどうしたらいいだろうかと悩み・・・
 先の見えない苦悩の中で、著者はある日、屋上で、娘と一緒にここから飛び降りようと心に決めます。しかしアパートの部屋に戻り、えび反りになって大泣きしていると覚悟して開けたドアの向こうには、ドリカムの「うれしい!たのしい!大好き!」の流れる中、「キャッキャッ」と笑う千璃ちゃんの姿がありました。

相模原で起きた障害者殺傷事件の容疑者の、「障害者は不幸を作ることしかできない」という言葉は間違っていると実証する、一家の14年の記録です。千璃ちゃんがこんなに素晴らしいメッセージを持って生まれて来てくれたことに感謝する、母から娘へのエンディングの言葉を涙なしには読むことができません。

同じジャンルの書籍から探す

ロスねこ日記 築地魚河岸嫁ヨメ日記 コンカッション 「ありがとう」 上皇后・美智子さま“感謝のお気持ち” 〜なぜ美智子さまのお言葉は胸に響くのか〜 がいなもん 松浦武四郎一代 虹色チェンジメーカー 〜LGBTQ視点が職場と社会を変える〜(小学館新書) しまむらとヤオコー −小さな町が生んだ2大小売チェーン− P+D BOOKS 悪魔のいる文学史 海の聲をきく −Unforgetable Encounter− 前田義子の強運に生きるワザ 人民元の興亡〜毛沢東・トウ小平・習近平が見た夢〜 蒼い空へ  〜夫・西城秀樹との18年〜 カラーひよことコーヒー豆 遊ぶ奴ほどよくデキる! P+D BOOKS 父・萩原朔太郎 僕らが愛した手塚治虫 3

次回配信の予定

2025 11/10 月曜日
  • 鶴岡八幡宮宮司の鎌倉案内 ~後世に伝えたい歴史と文化~/吉田茂穂

2025 11/11 火曜日
  • 小学館版 新学習まんが人物館 水木しげる/水木プロダクション、村上健司、新井淳也

2025 11/13 木曜日
  • お元気部屋へようこそ/安田夏菜、紙谷俊平
  • P+D BOOKS C席の客/眉村卓
  • P+D BOOKS ベンガルの憂愁/大原富枝

2025 11/14 金曜日
  • 「鬼平犯科帳」を歩く! 長谷川平蔵と大江戸さんぽ/松本英亜
  • しっぽのみじかいトカゲくん/りんたろー。
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/