11通の手紙
著/及川淳子
解説/笠原清志
本体1080円 + 税
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内容紹介
天安門事件から30年、劉暁波の言葉が蘇る。
1989年6月4日、中国の天安門広場で「その事件」は起こりました。
民主化を求める群衆を威嚇するかのような戦車の隊列。巨大な戦車を前に、「轢き殺すなら轢き殺せ」と言わんばかりに一歩も引き下がろうとしなかった1人の若者。その衝撃の映像を記憶している方も多いと思います。
本書は天安門事件で民主化運動のリーダーとして活躍し、獄中においてノーベル平和賞を受賞した劉暁波(りゅうぎょうは 1955-2017)の発言をモチーフにした、平和を訴えかける創作書簡集です。
劉暁波夫妻の友人で劉暁波研究の第一人者・及川淳子氏(中央大学准教授・中国現代社会論)が、劉暁波の遺した発言や行動や実際の出来事を下敷きにして、劉暁波の想いを現代に蘇らせ、平和の大切さを問いかけます。
本書は11通の書簡から成り、それぞれに、言論の自由や、表現の自由、良心の自由といったテーマが盛り込まれています。
巻末には及川淳子氏のリアルなあとがきとともに、社会学者で民主化論の泰斗・笠原清志氏(跡見学園女子大学学長・立教大学名誉教授)による解説を収録し、「天安門事件とは何だったのか? 劉暁波とは何者だったのか?」という現代的問いを提示します。
次回配信の予定
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- 欲望100個書いてみた ~派遣女子から年商20億 小田桐あさぎ自伝~/ASAGI(小田桐あさぎ)、高坂ゆう香
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水曜日 |
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- アカシアの朝/櫻木みわ
- 運命の終い/奥田亜希子
- 消えたモナ・リザ/ニコラスデイ、千葉茂樹
- キャラとメルのおかしなバースデー/えぐちりか
- はじめての茶道 おちゃをどうぞ/石崎綾子、横須賀香
- ぷっち ぷりっち たまごっちユニ!/nikki、すえはらみゆ
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木曜日 |
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- いつもの野菜ひとつで美味レシピ ~おかず、おつまみ、常備菜、使い切りにも。~/小堀紀代美
- 「見た目が9割」をどう生きる/中野信子、りんたろー。
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- 人生、あれかこれか/土屋眞弓
- 脇阪克二のアイデア箱 ~つくりながら日々暮らす~/脇阪克二
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