書くインタビュー 5

書くインタビュー 5

佐藤正午

本体700円 + 税

読む

内容紹介

親戚のおじさんみたいに呼ばれる作家の素顔。

「地元佐世保の書店員さんといっても、よく知らないひとたちなんだよ、交流なんてぜんぜんないし、名前だってわからない、道ですれ違っても顔もおぼえていないんだよ。そういうひとたちがさ、同じ街で小説を書いてる作家のことを、親戚のおじさんみたいに、正午さんと呼んでいる、公式に。サイン本の予約を受ける電話でそう呼ぶんだから、公式にということだよね。でもそういうのって、なんか、いい感じだと思うんだよ。現実にそくしてるというか、リアルさが感じ取れるというか。これがね、正午さんじゃなくても別に、たとえば、あのおじさん、でもいいんだ」(本書より)

2022年冬公開の映画『月の満ち欠け』の原作者で、直木賞作家の佐藤正午さんがメールでインタビューに応じるシリーズ第5弾。

*収録トピックからいくつかご紹介*
▼同業者たちの小説を読んだ作家がある「書き方」について報告!
▼作家が担当編集者との最後の対面シーンを創作!?
▼緊急事態宣言前から作家が身につけていた習慣は?
▼聞き手が編集者に代わり、にわかに湧き上がる競輪談義!

一筋縄ではいかないやりとりだからこそうかがえる作家の素顔。
佐藤正午さんの職人芸が光る2年間におよぶ往復書簡集。

同じジャンルの書籍から探す

ハムレット! ハムレット!! 麻布という不治の病 〜めんどくさい超進学校〜(小学館新書) 中上健次 電子全集13『紀州熊野サーガ5 虚構空間の更新と移動』 コミック版 逆説の日本史 江戸大改革編 バズる「死にたい」 〜ネットに溢れる自殺願望の考察〜(小学館新書) 大江戸剣豪列伝 切先越しにみるサムライの260年(小学館新書) コンセントの向こう側 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 平成攘夷論 上巻 ルポ 中国「潜入バイト」日記(小学館新書) P+D BOOKS 人間滅亡の唄 誰も知らない中国拉麺之路 日本ラーメンの源流を探る(小学館101新書) 書くインタビュー 6 日本美のこころ ママはいつもつけまつげ 〜母・中村メイコとドタバタ喜劇〜 竹と樹のマンガ文化論(小学館新書) 中上健次 電子全集1 『紀州熊野サーガ1 竹原秋幸三部作』

次回配信の予定

2025 7/7 月曜日
  • あしたやさしくなれますように/はしもとみお

2025 7/9 水曜日
  • 妖怪サトリのウロコ落とし/長谷川まりる、てんてこ
  • 盗んで食べて吐いても/桜井美奈

2025 7/10 木曜日
  • P+D BOOKS 馬よ花野に眠るべし/水上勉
  • P+D BOOKS 苦の世界/宇野浩二
  • 演芸写真家/橘蓮二
  • ゾウがやってきた/ホリー・ゴールドバーグ・スローン、三辺律子
  • 渇愛 ~頂き女子りりちゃん~/宇都宮直子

2025 7/11 金曜日
  • 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」と架け橋プログラム ~子どものためのスムーズな幼保小連携~/神長美津子
  • ポケモンをさがせ! あたらしいぼうけん/姫野よしかず
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/